徐々にではあるが、追い詰められている安倍政権!「アベ友疑惑」ついに法廷へ! 加計“マル秘文書”全公開の可能性!
いまだ燻る加計学園問題を巡って、約1年前から関連資料の開示請求を行ってきた東京都の翻訳業・福田圭子さんと「加計学園情報公開弁護団」が26日、都内で会見。加計学園の獣医学部新設に関わる文書を文科省が不開示としたのは不当として、国に決定の取り消しと文書の開示を求めて東京地裁に提訴したことを公表。隠され続けてきた“アベ友”疑惑の一端が今後、裁判を通じて白日の下にさらされる可能性がある。
訴状によると、福田さんは2017年11月、獣医学部が新設された愛媛県今治市と加計が締結した「基本協定書」や学園の理事会議事録、校舎図面を開示請求。ところが、文科省は同年12月、「法人の不利益になる」といった理由で、議事録の開示を拒否。開示された図面も真っ黒に塗りつぶされ、内容が一切分からないものだった。
獣医学部設置認可後もかたくなに開示を拒み続ける文科省に、福田さんと弁護団は総務省所管の「情報公開審査会」に不服申し立てをしたが、審査会も「(図面を公開すると)部外者の不法侵入など犯罪を誘発する」「厳格に保管されるべき病原体等が不法に外部流出させられる」などと判断したというのだ。
ところが、加計の獣医学部同様、BSL(バイオセーフティーレベル)3の施設がある京都産業大学本山キャンパスは、研究施設などの概要図をフツーにウェブサイトに公開している。「不法侵入の恐れ」など、ただの建前で隠蔽する理由などない筈だが、そうまでして隠し続けるのは、よほど都合の悪いことが書いてあるからに違いない。加計のマル秘文書は裁判を通じて明るみに出るのか。弁護団の海渡雄一弁護士は会見の終盤でこう話した。
「今まで不開示にされてきたものは、『不開示にしろ』と指示を受けた役人が仕方なく判断したのでしょう。つまり、法律家の検討を経ていない可能性があるのです。しかし、訴訟になった以上は、国側が事実関係を精査した上で『このままでは裁判に負けるぞ』と判断し、判決前に部分的に資料を開示せざるを得なくなることが考えられます。私が見てきた原発関係の情報公開訴訟でも、被告側が資料の部分開示を繰り返してきたケースが多々ありました」
幾ら身をよじっても、もう隠し通すことは出来まい。
(私見)
安倍首相、安倍政権は全て隠し通そうとする。基本正しいこと、また、国民の為にやっていれば、「大威張り」で、オープンにし、成果を誇れる筈だ。然るに、全てのものを、隠そうとする隠蔽体質ということは、オープンにされたら困るというモメントを孕んでいるのである。即ち国民の為には何もしていない、にも拘わらず、政権を維持するためには、「国民の為にやっている」と思わせなければならないという基本構造があるからだ。全て自分のため、友達のためにやっているのである。そういう基本構造が、いろんな場面で、露呈し、本性が剥き出しになりつつある。こんな不誠実で、反国民的な政権は、1日も早く終わりにさせなくてはいけない。
記事・画像 引用・参考元 日刊ゲンダイ
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