【輪廻転生】ついに臨死体験が科学の常識に!複数の物理学者「死んだら意識は宇宙に放出され、未知の世界に行く」
このご時世「死後の世界がある」と発言しようものなら、周りから白い目で見られがちであるが、量子物理学の世界では“魂の不滅”が常識となりつつあるようだ。
■意識は量子情報として永遠に残り続ける■
英紙「Express」(2016年12月7日付)などが、世界的に評価の高い複数の物理学者が「意識は肉体の死後も残り続ける」という驚きの発言をしていたと報じている。たとえば、米アリゾナ大学のスチュアート・ハメロフ教授によると、「意識は量子レベルに貯蔵された単なる情報」である可能性が極めて高いというのだ。
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それだけではない。スティーブン・ホーキング博士とともにイギリスを代表する数理物理学者ロジャー・ペンローズ博士も、細胞中に見いだされる直径約 25 ナノミリメートルほどの「マイクロチューブル(微小管)」が量子情報を準―原子レベルで貯蔵していると主張。
博士によると、肉体が死に行く過程で、マイクロチューブルが保持する量子情報が宇宙空間に徐々に放出されていくという。ただ、この過程の途中で蘇生した場合、量子情報はマイクロチューブルに回収され、意識を取り戻す。この量子情報の回収にともなう現象が、いわゆる臨死体験であるという。もし運悪く蘇生できなかった場合、放出された量子が永遠に宇宙空間に存在し続けることになる。
■つまり、魂(=量子情報)は不滅なのだ■
世界最高レベルの量子物理学研究機関である、独「マックス・プランク研究所」の研究者らもペンローズ博士らに同意しており、知覚を司る肉体が滅びれば、まったく未知なる宇宙が待ち受けている可能性もあるという。
「我々が“今、ここ”と認識しているもの、つまりこの世界は物質的に理解されただけのものに過ぎません。物質世界の向こうには、無限の現実が横たわっているのです……肉体は死にますが、精神的な量子場はなくなりません。そういう意味で、我々は不死身なのです」(マックス・プランク研究所元所長ハンス・ペーター・デュル博士)
「我々の思考、意志、意識、感情は、精神的な性質です。これらは物理学が取り扱う自然界の基礎的な力(重力、磁場など)とは直接的な関係はありません。一方、量子的世界では精神的性質との驚くべき一致が見られるのです」(マックス・プランク研究所クリスチアン・ヘルウィグ博士)
■宇宙空間に放出された量子情報はどうなる?■
それにしても、宇宙空間に放出された量子情報は一体どうなるのだろうか? バラバラになった量子情報が誰かの微小管に入り込み、“輪廻”することもあるのだろうか? 科学的にも解明できていないこの謎を、少しオカルト的に考察してみよう。参考にするのは、ドイツの哲学者ニーチェが説いた「永劫回帰」だ。
■永劫回帰とは「この人生が寸分違わず何度も繰り返される」という恐ろしい思想である■
どんなに悲惨で惨めで苦しみに満ちた人生でも、「より良い人生」は永遠に訪れない。これだけ聞くと、陰気なニーチェの単なる思いつきに聞こえるかもしれないが、彼は永劫回帰の“科学的な説明”も試みている。曰く、物質が有限であり、時間が無限であるならば、サイコロの組み合わせゲームを無限に続ければ何度も同じ組み合わせが出るように、原子の集合体である人間も、今の自分とまったく同じ原子組成パターンが何度も繰り返されるはずだという。
原子と量子情報は別物であるが、ニーチェのアイデア自体はどちらにも適用できるものだろう。宇宙空間にバラバラに散らばった量子情報が寸分違わず集れば、同じ私が生まれるかも知れない。
実際のところニーチェが考えているほど世界は単純にできていないが、「死んだら全て終わり」という常識も量子論的には迷信となってきている。我々が死の恐怖から解放される日もそう遠くないかもしれない。今後も量子論から目が離せない。
記事・画像 引用・参考元 Excite News <Tocana>イメージ画像は、「Thinkstock」より
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