七変化!昔ながらのおやつ、“かりんとう”が大進化していた!
ほうじ茶によく合う、昔ながらの素朴なおやつ、かりんとう。カリッとした食感で硬いものだと思っていたけれど、最近は「柔らかいかりんとう」が登場しているらしい。中には、あんこが入ったまんじゅうタイプなどもあるそうで、もはや駄菓子というより「かりんとうスイーツ」と呼びたい進化っぷりです。
中でも、「何これ?? おいしーー!!」と感動したのが、兵庫県にある「円山菓寮」の「蜜ん棒」というソフトかりんとう。見た目は普通のかりんとうなのだが、食べるとふんわり&しっとりしていてまるでドーナツのよう。メープル味というのをチョイスしたのだが、生地に蜜がよ~く染み込んでいてコーヒーにもよく合う。疲れているときなどに食べると脳が活性化しそうな、けっこうガツンとくる甘さです。
「円山菓寮」に問い合わせてみたところ、売れ筋は黒糖味の「黒蜜」だそうだが、リピートが多いのははちみつと糖蜜を含ませた「花蜜」だそう。「デビュー当初はあまり売れずに苦戦しましたが、今では円山菓寮の販売上位を占める定番商品になっています」とのことだった。購入者は甘いもの好きの女性のみならず、「最近は焼酎のアテにかりんとうが合うとプチブームにもなっているようで、男性からも人気です」とのことで「へ~っ」と感心。
また、余談になるが鳩山首相&幸夫人が昨年、円山菓寮の玉川高島屋店を訪れてかりんとうを買われたそう。夫妻が購入したのはニューウェイブの「蜜ん棒」ではなく、昔ながらの伝統製法にこだわり、古き良きかりんとうの味を再現した「古代復刻かりんとう」だったそうだ。
鳩山家といえば、レストランのように、いつでも食べたいものをリクエストできるよう準備しているというのは有名な話。幸夫人の著書『ようこそ鳩山レストランへ』とか『鳩山家の愛情ごはん』などを読むと、「峠の釜めし」の容器を捨てずに持ち帰り、一人分の湯豆腐の容器として再利用しているというエピソードが紹介されていたりして、けっこう庶民的なんだなぁ……と思った記憶がある。ふだん、豪華なものを食べる機会が多いだけに、自宅では意外と素朴なものを好むのだろうか? と、勝手に想像した次第である。
と、途中から思いきり話がそれてしまったが、このかりんとうのみならず、たい焼きやロールケーキ、ラスクなど不況の今、流行っているのはどこか懐かしく、シンプルなおやつばかり。シンプルなだけに、さまざまなアレンジが効かせやすく、お店ごとの違いを話題にしやすいといったネット時代ならではの楽しみもあるのかも。素朴系スイーツの進化は、まだまだ続きそうです。
記事・画像 引用・参考元 Excite News <Bit(まめこ)>
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