ボンクラ・極つぶし3代目総理によって、原発、外交、領土交渉、国民不在、民主主義否定、戦争国家志向!自民党は3代目に身上を潰される!
間もなく自民党総裁選の投票日。それにしても、3選を狙う安倍首相の振る舞いは目に余る。日本列島を相次いで襲った自然災害を選挙戦に利用しているからだ。 そもそも安倍は、対抗馬の石破茂元幹事長との論戦を避けるため、出馬表明を2カ月も先送り。正式表明のおよそ10日後、最大震度7の北海道胆振東部地震が発生した。災害対応を優先すべく、石破陣営が総裁選の延期を求めたが、一蹴。3日間の選挙活動自粛に持ち込み、直接対決を減らすことに成功した。
しかも、災害対応で陣頭指揮を執っているかのように演出しているが、実態は惨憺たるものだ。台風21号で機能不全に陥った関西国際空港を巡り、唐突にその翌々日の再開を発表。関西エアポートは大慌てで国内線の一部運航再開に漕ぎつけるも、初日に飛んだのは国内線19便だけ。結局、伊丹空港と神戸空港に振り分けざるを得なくなった。
NHKの安倍ヨイショ報道も目を覆うばかり。胆振東部地震を巡って「安倍首相“16人死亡 26人安否不明”」「安倍首相“あす中にほぼ全域で停電解消の見込み”」などと、あらゆるニュースに「安倍首相」を盛り込み、“リーダーシップ”を強調。国の防災基本計画では自然災害による死者数は都道府県が最終的に判断するのに、安倍がシャシャリ出た揚げ句、死亡と心肺停止を混同し、次々と訂正する大失態。被災地視察に向かっても、復旧支援への拠出は予備費からの5・4億円だけ。
選挙戦から逃亡する訪ロもお粗末極まりない。日ロ首脳会談ではプーチン大統領に2時間半も待ちぼうけを食らわされ、東方経済フォーラムの席では、北方領土問題を棚上げして、年内の日ロ平和条約締結を持ちかけられた。公然とコケにされたのに反論もできない。慌てた菅官房長官が火消しに躍起になっている。
この5年8カ月、安倍外交は失敗だらけ。原発セールス外交はみな失敗。トランプ大統領とのゴルフ外交もむなしく貿易交渉で攻められている。3代目が身上をつぶすというが、これでも自民党国会議員の8割がポスト欲しさに安倍を支持し、地方票で安倍が石破を上回るようであれば、自民党はオシマイだ。
(私見)
国民に真面に解ってしまえば、一巻の終わりという様な事案ばかりで、国民不在の自民党政権は、大威張りで発表できるものはない。斯くして首相は、総裁選出馬をギリギリまでオープンせず、選挙につきものの論戦も極力回避した。数少ない演説会や、記者会見を見れば、なるほど、逃げ回らなくてはならない程のレベルの低さだ。石破候補の足元にも及ばない「無内容な事ばかり」しか発言していない。国の統治機構を破壊した。行政・司法まで口を出し、3権分立も機能しなくなった。国民には、データの改竄、公文書の虚偽記載で嘘を言い、真実を隠した。何よりも国民を国民とも思っておらず、私欲丸出しの政治を強行してきた。この罪は重い。
成程総裁選は、自民党内の選挙だ。しかし、こんな総理に、国会議員の8割が支持しているという自民党はどうかしている。国民世論との乖離は深刻だ。こんな政権を許し、尚且つこの先3年も安倍を総理に担いでは、自民党の将来にも禍根を残す。石破候補が、安倍との票差を詰め、自民党の中から、自浄作用が少しでも機能させないと、この極つぶし総理によって、取り返しのつかない状況に追い込まれる。
記事・画像 引用・参考元 日刊ゲンダイ
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