言論の自由を自ら放棄したNHK!森友スクープの元記者激白「安倍官邸vs.NHK」に込めた覚悟!

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言論の自由を自ら放棄したNHK!森友スクープの元記者激白「安倍官邸vs.NHK」に込めた覚悟!

今夏、NHKで森友事件のスクープを連発した記者が左遷され、退社を余儀なくされたその当事者である相澤冬樹氏(現大阪日日新聞論説委員・記者)が13日、「安倍官邸vs.NHK」(文藝春秋)を上梓。NHKでの森友報道への圧力や社内攻防等が実名入りで生々しく記されている。

■その相澤冬樹氏の主張■

テレビニュースというのは事実を報道するものだと、嘗て視聴者は黙っていても納得してくれました。しかし、最近は疑念を持たれている。NHKという組織を離れた立場なら舞台裏を書けると思い、プロ記者の取材への信用を取り戻すためにも、覚悟の上で踏み込んで書こうと決意しました。

NHKで森友学園に関して報じてきた1年半の間、過去に体験したことのない事象が多々起きました。財務省がおかしなことをやっているというニュースを出そうとすると様々な圧力が掛かった。何故そんな判断になるのか。安倍官邸の関与は、はっきりとは分かりませんが、何かがなければそんな判断にはなりません。

■最近のNHKは政治と「折り合う」ではなく積極的に「べったり寄り添う」になった■

森友報道では、学園と昭恵夫人の関係についての部分が原稿から削除された。「国有地の売却前に近畿財務局が学園側に支払える上限額を聞き出していた」「財務省が学園に『トラック何千台ものゴミを搬出した』という口裏合わせを求めていた」という特ダネも、なかなか放送させて貰えなかった。特ダネ放送後に、NHK報道部門トップの小池英夫報道局長が大阪放送局の報道部長に叱責電話を掛けてきた事もあった。

NHKが政治と「折り合う」必要があるのは放送法に縛られている以上ある程度は仕方がない。しかし、最近は折り合うではなく「べったり寄り添う」になってしまっていて、やり過ぎです。何故それが起きているのかということです。国民の信頼を失いますよね。視聴者の信頼を失ったら公共放送は成立しません。

■日刊ゲンダイで報じた様に考査部への異動の裏に官邸への忖度はあったのか■

異動の内々示があった時は、大阪地検特捜部の捜査が継続中でした。その真っただ中に担当記者を代えるという判断は不自然で不可解。その上、内々示も異例でした。大阪の副局長まで同席し、態々「これからは考査の仕事に専念して貰う」と言われたのです。「もう報道には手を出すな」という組織の意思表示だと感じました。そこまでして私に記者をさせたくないというのは、とどのつまり、私に森友報道をさせたくないのだと受け止めました。

■9月に大阪日日新聞へ移籍。森友報道は今後も継続していく決意だ■

みんなすぐに真相を求めたがりますが、当事者が話さない限り分からない。時間が必要なんです。私は、記者はしつこさが大事だと思っています。長い時間を掛けて、しつこく取材するつもりです。森友事件では犠牲者が1人出ている。その重みを感じつつ、先ずは、何故彼が死に追いやられたのか、という背景を明らかにしたい。

(私見)

真実を伝え、権力の不正を糺すのが、報道の本来の役目だ! そもそも権力が「国民のため」の政治をしているのなら、放送を規制して、真実を隠す必要は毛頭ない筈だ。現状の政権は、「秘密保護法」や、「共謀罪」などを、次々と強行採決までして成立させた。国民には知らせ示してはいけない事情がある事を如実に表している。そんな政権が、国民の為に政治を目指す事などあり得ない。国民に一方的に強いる何かがあるからこその対応と言わざるを得ない! 既に三権の長を手中に収めたようなおかしな国家の運営がなされている。NHKは無批判的に、権力のお先棒を担ぎ、権力の広報化を志向し、忖度し、不都合な報道を自己規制し、国民を意識的に、ミスリードする報道機関に落ちぶれた。此の儘では「いつか来た道」を辿る運命にある。権力に抗すことなく、逆に積極的に加担する報道姿勢は、国民を奈落の底に突き落とすものであり、報道の自己否定をなすものであることを、NHKは自覚すべきだ!国民はNHKのしていること、やっていることを決して忘れてはならず、国民の敵となっているNHKを決して許容してはならないだろう!

記事・画像 引用・参考元 日刊ゲンダイ (取材・文=小塚かおる/日刊ゲンダイ)

森友スクープの元記者激白「安倍官邸vs.NHK」に込めた覚悟|日刊ゲンダイDIGITAL
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