成功のために「捨てるべき5つの癖」 進むだけが成功の秘訣ではない! 引くこと、成功の為敢えてやってはいけないことがある!
成功するためには粘り強さが必要だ。それは確かにそうだ。だが、やめることが最も効果的な行動だという場合もある。失敗に終わったプロジェクト、報われない仕事、絶望的な人間関係──断ち切ることが正しい場合もある。
私たちの中にはやめ時を知ることに長けた人と、そうでない人がいる。何であれ、何かを”手放す”ことが難しいと思う人もいるのだ。それでも、やめるべき時を知る力は、努力すれば身に付けることができる。ずっと以前から機能していないことが明らかな何かを捨てられない癖があったとしても、私たちは自分で変わることができる。やめるべき「潮時の5つモーメント」は以下の如し。
1. 同じことを繰り返す・・反省をしないという事だ!
「2と2を足し続けたら、いつか答えが5になる」と確信しているらしい人が大勢いる。だが、やり方が同じなら何度繰り返しても結果は同じだ。変わることをどれだけ願っても、得られる結果に変化はない。異なる結果を望むなら、どれだけの痛みを伴うことであっても、やり方を変えなくてはならない。
2. いつでも「イエス」と言う・・優柔不断 貫徹する気持ちが希薄ということ!
残業することに「イエス」と言えば、それはスポーツジムに行くことや、家族と一緒に過ごすことに「ノー」と言うことを意味するかもしれない。カリフォルニア大学サンフランシスコ校が行った研究結果によると、断ることが難しいと感じる人ほど、ストレスを抱えたり燃え尽き状態になったりしやすく、うつになる人も多い。実際、断ることは多くの人にとって簡単なことではないが、そうすることを恐れてはいけない。
3. 自分を疑う・・自信が持てないって事か!?
ヒューレット・パッカードが行った興味深い調査がある。昇進を希望した従業員について詳しく調べたところ、女性が昇進の希望を出すのは、自分が審査基準に100%合致すると思った場合だけだということが分かった。一方で男性は、基準を60%満たしていれば、昇進を希望すると申し出ていた。調査の結果、同社幹部の多数を男性が占める(多くの)理由の一つは、彼らが女性たちよりも、そうした地位を得るための行動を取ることに前向きだからではないかとの見方が示されている。次のステップに進むために必要なのは、あなたの「自信だけ」だという場合もある。そういうときには、自分を疑ってはいけない。
4. 先延ばしにする・・やる気がないって事やな!
変えることは難しい。自分を向上させることも、望むものに向かって進む勇気を振り絞ることも、実現させるための努力をすることも難しい。難しいと感じるときに「取り組むのは明日でいい」と結論付けてしまうのは簡単だ。だが、問題はその「明日」が決してやってこないことだ。明日やる、と言うのは言い訳だ。あなたは本心では、それをやる気がないか、大変な努力はせずに得られる結果で充分だと思っているかのどちらかだ。
5. そのうち何とかなると思う・・「出来なくていいやん!」ってことだっせ!
私たちはつい、「最終的には全てうまく行くだろう」と考えてしまいたくなる。だが、実際には自分自身の力で、うまく行かせなければならない。あなたが自分にはもう昇進の準備ができていると思っていても、上司がいずれそのことに気付いてくれるだろうと期待してはいけない。全てのことが、魔法のように自然にうまく行くということなどあり得ない。積極的に、そして自分自身に対して責任を持って行動する必要がある。
※最後に総括
私たちが自らの最大の可能性を発揮することを、邪魔するものは数多くある。成功することを心から望むなら、何をすべきかだけに集中することをやめて、「何をやめるべきか」についてよく考えてみることも必要だ。
Travis Bradberry
引用・参考元 Excite News <Forbes JAPAN >
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