これは奇跡!イギリス海軍兵の愛車のバンパーに潜り込んでいた子猫。この出会いがきっかけで入隊。「海を守るマスコット猫」にご出世!
ちょっと古い話だが、イギリスにて暖かい寝場所を求め、うっかり英国海軍のパイロットの愛車のバンパーに潜り込んだまま長旅をしてしまった子猫が話題となった。
幸いにも無傷で発見された子猫は、現在彼らの部隊にティガーと名付けられ、飼い主探しをしてもらいながら部隊のマスコット候補として可愛がられているという。
■寝場所を見つけた子猫と愛車で急ぐパイロット■
半年前のある日のこと、暖かく安全で快適に眠れる場所を探していた1匹の子猫が、理想的な寝場所を発見しようやく眠りについた。だがそこは少々危険な寝床だった。彼が潜り込んだのは英国海軍飛行隊所属のヘリコプターパイロット、ニック・グリマー大尉の愛車BMWのバンパーの中だったのだ。
一方、そんなことは知る由もないドライバーのグリマーは、ひたすら道を急いでいた。彼は休暇明けでバーミンガム空港から約480km離れたコーンウォール州にあるカルドローズ航空基地に向かっていたのだ。そして夜も更け、現地にたどり着いた彼は車を降りた。
その時、彼の耳に妙な音が入ってきた。それは車からしたようだった。一体どういうことだろう。彼はトランクやボンネットの下など見れるところはすべて改めたが、その音の出所をつきとめることができなかった。
これは参った。あとは中を見るしかない。グリマーは航空技師と一緒に愛車を解体し始めた。すると後ろのバンパーを外しかけた時、トラ縞の小さな子猫が顔を出した。
■子猫は部隊の有力なマスコット候補に■
トラのような柄の子猫は、グリマーが所属する飛行隊に一目で気に入られ、もしこの子の飼い主が見つからなかったら部隊のマスコットにしよう、という話になった。
実はこれには理由があった。王立海軍には古くから船をネズミなどの被害から守る”船乗り猫”をもつ習慣があり、猫をマスコットにする風習が残っている。そして奇しくも”フライングタイガー”という通称をもつグリマーの部隊には猫がいなかったのだ。
いずれにしても名前がないと不便だ。部隊はバンパーで長距離を生き延びていた幸運な子猫をティガーと名付け、ひとまず大歓迎した。
■自分のヘルメットをティガーに提供するグリマー■
まずは飼い主を探し出せ!トラ猫作戦
だかその一方で、彼らは司令官からティガーの飼い主を見つける”トラ猫作戦”にベストを尽くすよう命じられた。もし子猫が飼い猫であれば、飼い主はコーンウォールとバーミンガムの間にいることになる。まずはそちらを優先せよ、というわけだ。
image credit:SOLENT NEWS
そんなこんなで飼い主探しの任務を背負うことになったフライングタイガーのメンバーたち。だが、もしその飼い主が見つからなかった場合、彼らは喜んで彼をマスコットにしたいと思っている。
■実はイケメン兵士のグリマーとティガー■
ということは未だ飼い主は不明でティガーは兵士たちと基地で過ごしているのだろう。
グリマーたちの任務の結末は今のところ不明だが、一つだけ確かなのはティガーの身はこれ以上ないほど安全なところにある、ということだ。
via:laughingsquid・translated D/ edited by parumo
■ 実は我が家でも、全く同じことがあったのだ。テガーの場合と違うのは、ボンネットの中に居たのは、猫2匹だったのだ!この日房総半島を半周(300kmくらいだったと思う!)してきたのだが、家に着いたら、何か猫の鳴き声の様な音がしたのだ。「何か変だなあ」と思ったのだが、それとおぼしき猫の気配はなかった。(実は我が家では5匹の猫が家の中をウロチョロしていたのだが) どうしてもおかしいという事になって、ボンネットを開けたら、な・なんと子猫が2匹出てきたのだ。可哀想に、冬でもなかったのだが、ぶるぶる震えていた。300km、半日に亘って、エンジンの音に苛ませながら、落ちもせずボンネットの中に居たのである。 結局その日から我が家の猫は7匹になったのだが、この猫は中々なつかなくて、部屋の隅の方に固まっていた。他の猫と一緒に遊びまわるまでには半年くらい掛かった。しかしボンネットの中にどうして入ったのか、途中で逃げなかったか不思議だった。まあそんな逆境の中でも耐え抜いたので「縁起がいい猫だ」という事になって飼う事になったのだった!
☝ この猫がボンネットの中から出て来た2ひきです!「ミーちゃん」&「まーちゃん」です!
引用元 karapaia
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