困難な気象と操縦ミスが原因と発表　機体不具合「要因の兆候なし」　名護のオスプレイ墜落事故で防衛省　事故発生前に給油接続複数回失敗、帰還中に発生！それでも「不時着」というのか！？

防衛省は１１日、昨年１２月に米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機ＭＶ２２オスプレイが名護市安部の海岸に墜落した事故で、米軍がまとめた報告書の概要を発表した。

発表によると、事故原因は「困難な気象条件下」で行った空中給油訓練で起きた「パイロットのミス」だったと結論付けた。「機体の不具合または整備不良が本件事故の要因となる兆候はなかった」とした。

防衛省の発表によると、事故は２０１６年１２月１３日夜、空中給油訓練中に発生した。オスプレイの右のプロペラが、ＭＣ１３０空中給油機のドローグ（給油口）と接触したことで発生したとした。

事故当日、オスプレイは空中給油を目的としたＭＣ１３０との接続に何度か失敗した後、燃料が減っている警告が点灯し、普天間飛行場に戻ることを決めた。機体は普天間に戻る間も空中給油を試み、その際に接触事故が起きたとしている。

在沖米軍は１１日午前、ニコルソン在沖米四軍調整官が富川盛武副知事に事故原因の概要を説明した。

当時の発表を受けて、NHKなどマスコミの多くは、「不時着」と報道したが、これでは全くの事故で、「墜落」ではないか！？　鵜呑みにして、何の批判精神もなく、其の儘報道するのでは、報道機関の役目を果たしていないと言わざるを得ない。

また近頃、エンジンから煙が出たの、エンジンをそっくり取り換えざるを得なかったなど、オスプレイの安全性を疑わざるを得ない事例が見られるが、今度事故を起こしたら、「不時着」等と言う事実を直視しないような報道は通用しない。安全性一辺倒の政府も責任を追及されざるを得ない。

記事・画像　引用・参考元　Yahoo　News　＜琉球新報社＞【琉球新報電子版】

画像元　yjimage