各地で噴火相次ぐ!地震も多発!不気味列島! スーパー南海トラフ地震の前兆か!?注意するに越したことはない!
群馬県の草津白根山で火山性地震が頻発したことを受け、気象庁は22日、噴火警戒レベルを「1」から「2」に引き上げ、火口周辺への立ち入りを規制した。今年に入ってから、九州南部の霧島連山や宮城県と山形県にまたがる蔵王山などで火山活動が活発化している。日本は、111もの活火山を抱えるが、次に危ないのは東北の2火山だという。
■立命館大学環太平洋文明研究センター教授の高橋学氏はこう言う■
「関東以北で発生した噴火は、東北沖に位置する太平洋プレートが、日本列島側の北米プレートに圧力をかけたことが影響している可能性があります。東日本大震災の発生原因と同じです。地中深くに潜り込んだ太平洋プレートが熱で溶け、大量のマグマとなり、地殻を刺激したとみられます。既に秋田県の秋田駒ケ岳は噴火の前段階に入り、青森県の八甲田山はいつ噴火してもおかしくありません。マグマの量が多いので、噴火は大規模で長期間にわたる可能性があります」
九州地方でも火山噴火が頻発しているが、こちらは、今年2月に政府が30年以内の発生確率を「70~80%」と見込んだ「南海トラフ地震」の前兆である可能性が高いという。
「静岡県駿河湾沖にも達する南海トラフは、南側のフィリピン海プレートと北側のユーラシアプレートの境界です。フィリピン海プレートがユーラシアプレートに圧力をかけ続け、エネルギーがたまってきたことが原因で、噴火が頻発しているのでしょう。これは、マグニチュード9レベルの『スーパー南海トラフ地震』の前兆である可能性が高い。2016年4月の熊本地震や同年10月の鳥取中部地震、今月9日に発生した島根西部地震なども、大地震の前兆とみています。いつ発生しても不思議ではありません」(高橋学氏)
フィリピン海プレートは沖縄方面まで延びているから、被害は東海地方だけでは済まない恐れがある。注意しておくに越したことはない。
記事・画像 引用・参考元 日刊ゲンダイ
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