【神社仏閣めぐり】青銅坐像として日本一の昭和大仏もおわす青龍寺に車中泊する!  

日本の風景

【神社仏閣めぐり】青銅坐像として日本一の昭和大仏もおわす青龍寺に車中泊する!  

 

 

青森市には、5・6回訪れた。「ねぶた祭」を見に行ったのが最初だった。その後竜飛岬や、三内丸山遺跡・八甲田山などに行ったが、青森には、支店があったから、その都度青森市を起点とした。何年の事か、記憶にないが、8月に入り、いよいよ東北地方に夏まつりの季節がやって来たとばかりに、張り切ったのはいいが、如何せん欲張り過ぎたことがあった。先ず盛岡の「さんさ踊り」を半日見て回り、その後高速道路をぶっ飛ばし、15:00頃八戸着。「八戸三社祭り」を堪能。この祭りも日本一の山車が売りで、豪快な祭りである。19時に切り上げ、盛岡に帰る積りであったが、明日は「青森のねぶた祭」に行こうという気になったので、急遽これから青森に移動することにした。

まあ!何時もこんな調子で、急遽決まることが多いので、予めの準備というものがない。大体の見当で、北西に向けて車を走らせた。そのころは、現在のようなカーナビというものが未だ存在しない頃で、地図と、道路標識を頼りに、車をぶっ飛ばした。

 

青森についたのは、午前2時半ころだった。流石にホテルを確保する訳にはいかなかったので、さてどうするかということになったのだが、前に1・2回行ったことのある青龍寺が頭に浮かんだ。まあこんな時刻に境内に入っていいのか迷ったが、広い境内の一角に車を停めさせて戴いた。

この寺の特徴は、何といっても、青銅坐像では日本一の「昭和大仏」である。傍に大仏の気配を感じ、車中泊するというのも、中々出来ることではないと思うが、辺り構わず直ぐ寝れるのが小生の特技(!!??)である。まあ転勤に託けて、それぞれの場所で、神社仏閣名所旧跡巡りをしてきた小生だが、この何処でも直ぐ寝れるという特技あればこそ出来ることだと思っている。

 

【高野山青森別院 全佛山青龍寺】

 

昭和59年に造立された昭和大仏は、青銅座像としては日本一大きな大仏です。その高さは21,35mと奈良や鎌倉の大仏をも凌ぎます。胎内2階に戦没者慰霊の碑を祀り、戦没者の慰霊と世界平和、そして人々の心を正しく導く仏法興隆の願いが込められています。

昭和大仏の姿を見ると、頭に宝冠をかぶり、胸に瓔珞を飾り、腕には臂釧や腕釧などの装飾品を着け、膝の上で左掌を下に右掌をその上に重ねて左右の親指の先をつける「法界定印」を結んでいます。これは真言密教の根本教典の一つ『大毘盧遮那成仏神変加持経』(『大日経』)に説かれ、胎蔵生曼荼羅の中心に描かれている大日如来の姿です。釈迦如来や阿弥陀如来、薬師如来など他の如来は衲衣を身に着けた質素な姿で表現されますが、大日如来は満徳を備え、一切諸仏諸菩薩の根本仏であることから、煌びやかな姿で表現され最高位の尊格であることが示されている。

色も形も無い永遠不滅の真理そのものが大日如来であり、太陽のように一切を照らし、衆生を救済する慈悲の活動は尽きることがありません。日々刻々と移り変わっていく世界は、そのまま真理の現れといえます。私たちは大日如来に包まれて生きているとも言え、しかも大日如来の一部でもあるのです。

境内には、青森天然ヒバを使用し、平成8年に建立された、日本で4番目に大きい五重塔や、総ヒバ造りの金堂、朱塗りの大師堂(高野山青森別院)など、美しい建造物が建っている。金堂内の寺宝「阿弥陀聖衆来迎大絵図」、「みかえり阿弥陀像」は必見です。精進料理(予約制)を食べることも出来ます。寺事務所にて受付しています。

2002年8月3日~4日 東北北統轄支店勤務時撮影

 

参照・引用

昭和大仏 | 昭和大仏 青龍寺(青森市)

画像 オリジナル

画像引用(1枚)  https://search.yahoo.co.jp/image/search?p=%E9%9D%92%E9%BE%8D%E5%AF%BA&rkf=2&ei=UTF-8&imc=&ctype=&dim=large

 

 

 

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