赤血球の硬さ迅速判定=心臓病リスク評価も―阪大
赤血球の硬さを迅速に判定できるチップを開発したと、大阪大大学院の金子真教授(機械工学)らのグループが発表した。赤血球は硬くなると毛細血管を通りにくくなり、心臓に負荷がかかる。赤血球の硬さが分かれば心臓病などのリスクを評価できると期待される。
チップは手のひらサイズで、赤血球の通り道が設けられている。顕微鏡などで観察し、赤血球の通る速度が遅いほど硬いと判定される。チップは1枚100円程度で製造でき、約20秒で赤血球を100個解析できる。
健康な5人と心臓病患者20人を対象に調べたところ、患者の方が赤血球が流れにくく、硬いと判定された。
共同研究者で阪大の坂田泰史教授(循環器内科学)は「赤血球の硬さが関係する病気が分かれば、新しい治療法の開発につながる」と話している。
引用・参考元 時事通信 配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161021-00000084-jij-sctch
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