病気を治すのは病院[医者]でも薬剤でもない!第1義的には、自分自身が持っている「自然治癒力」だ!

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病気を治すのは病院でも薬剤でもない!第1義的には、自分自身が持っている「自然治癒力」だ!

 

ヒポクラテスは「病気を治すのは自分自身である」と喝破しました。これは生物が持つ「自然治癒力」のことを言ったものです。「自然・・・」と言われると、(現在の複雑な病状に対して)「そんな何もしないようなことで病気が治るのか?大丈夫なのか?」とか、「健康食品の売り込みではないか?」などと思われるかもしれません。

 

我々は幼いころより、体調がよくないと、当たり前のように、病院に行き、薬剤を出して貰って帰ってきます。中には「先生!今日は薬出ねんかい!? 不安だから出してくれや!?」なんて言う人もいるそうです。(信頼している筈の先生が必要ないと診断したんだから信用すべきなんだろうが、結局は先生に対しても信用してないという事になってしまうと思うが!)

 

医者や薬剤が「病気を治す」のではない。直すのは、「自然治癒力」であって、医者や薬剤はあくまでもそれに対する補助的な役割を果たす存在だという事を先ず以って認識すべきなのではないか?

 

長野市内のある病院の院長は、朝院内を巡回する時に、患者と顔を合わせると、「おい!元気か? 病気はあんたが自分で治すんだぞ! 俺や薬剤じゃねえぞ!」と声を掛け回っています。

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その力を最大限に発揮し、健康体を作り、それを維持する為に、充分でバランスの取れた食事を心がけ、必要な栄養素を摂取することが、病気に対する最大の予防策です。

 

しかし現在は、経済的要請(促成、省力、効率化、旬に関係なく年中、見栄えをよくする、ロスを防ぐなどなど)を受けて、食糧事情は宜しくありません。例えば、カルシウムをはじめとするミネラルが不足欠乏しています。これにより摂取する栄養が偏り、欠乏するので、病気になりやすい状況になっているのです。

 

ミネラルの欠乏する要因は、そもそも日本の国土(土)に起因する。土に含まれるミネラルがそもそも少ないのである。米国の50%、EUの25%と言われています。その上に最近では環境の悪化で、増々ミネラルが失われる方向にあります。

 

例えば、農作物に付いていえば、化学肥料、除草剤、殺虫剤により、途中に本来ある筈のミネラルが枯れ果てています。そういう中で、育てられる野菜は、ミネラル含有量が落ちていて、それ故一生懸命食べても、充分ミネラルが摂取できないという状況にあります。更に、高脂肪・高タンパク質の現在の食事では、これに対応する為に、ミネラルを多く使い切るために、増々ミネラル不足に陥ります。

現代人は、あまりにも文明的というか、便利になり過ぎて、「健康」というものに対して、大きな勘違いをしているのではないかと思う。

 

  • 体や精神について正しく向き合っていない。どういうことかというと、高血圧、冷え性、便秘、腰痛などなど、「体質」だとか、「遺伝」とかと考え、諦め、副作用があると解りながらも、安易に降圧剤、下剤、睡眠薬などの薬剤を使い、その場しのぎをする。それを繰り返し習慣化させる。薬剤の長期使用はそれだけでストレスを誘発し、ひいては取り返しのつかない事になることに気づいていない。(アトピーにステロイド剤を使うと、確かに効いたような状況になるが、それを繰り返していると、却って悪化の原因になるなど)

 

  • 健康に対して関心を寄せていないというか本当のところを理解していない。例えば家庭内暴力、校内暴力行為、登校拒否、精神的不安定、不良行為などは、対人関係の悪化が原因と思っている人が大半である。実は今の子供たちは、嘗て成人病と言われた「糖尿病、高血圧、がん、骨の脆弱さなど」から起きていることなのです。子供のこのような病気が多くなったので、「成人病」が「生活習慣病」と変わった程なのです。これらはカルシウムをはじめとするミネラルの不足が原因で起こるとされています。ミネラルは体の諸機能を正常に廻す役目を果たしています。子供における、アトピー性皮膚炎やアレルギーは、実に93%(平成元年値)に達しており、昭和53年に対し、63年では12倍という増え方である。ミネラル摂取の決定的不足が原因と言われている。

 

  • 体調を崩せば、医者任せ、薬剤たよりで、自分の本来持っている力=自然治癒力に考えが及んでいない。これは「症状が病気だ」と思っていることに起因していると思われる。がんの3台治療は、手術、抗がん剤(化学療法)、放射線治療だが、手術を例にとっていえば、病巣を切り取っても、がんに対して何ら改善されたものはない。がんになった原因に対してなんの対応も出来ていない。

 

現代人は、これらの半病人の状態で、東洋医学的には「未病」と言われるものである。これらの状況は、栄養素、とりわけミネラルの不足・欠乏の赤信号であり、折角体が危険性を発信しているのだから、これを無視してはいけません。

 

真に健康体になるには、自分が持っている自然治癒力を高め、予め病気を予防できる体力を作っておくこと。そのためには、不足している食べ物、不足している栄養素を常に補うというバランスの良い食生活を送ること。それにより1つ1つの細胞が健全になり、充分な、正常な働きが出来る状態に持っていくことが大前提である。そういう意識を持ち、睡眠や、運動なども意識し、正しい生活習慣を心がけることが大切なのです。

 

※「がん治療の決定!特効薬はミネラルだった」崔昌禄 著 現代書林 参考。

 

 

 

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