改竄文書に新事実！安倍首相の国会における「森友教育方針礼賛！」の発言がいま注目されている！

改竄文書に新事実！ 安倍首相の国会における「森友教育方針礼賛！」の発言がいま注目されている！

改竄前の決裁文書の〈森友学園への議員等の来訪状況〉と題された項目に〈平成２５年９月平沼赳夫議員　講演会〉との記載がある。実は平沼氏は講演会後の２０１３年１０月２２日、衆院予算委員会で森友が運営する塚本幼稚園の教育方針について質問。安倍首相に見解を求めていた。

平沼氏に〈（園児らが）あの長い教育勅語を全部言うんですね。【中略】この幼児教育について総理大臣の所見を伺います〉と問われ、安倍首相はこう答えている。

〈反復練習というのは、【中略】想像力、思考力を伸ばすことにも大きな影響を及ぼしているという事が最近解ってきた〉〈規範意識を身につける機会を保障することが教育の大きな目的〉

まるで森友の教育方針を後押しするような答弁だ。

このやりとりについて、民進党の小西洋之参院議員が、文書改竄が行われていた最中の昨年３月１３日の予算委で質問。これが文書改竄のキッカケになった可能性がある。

「昨年、私が質問した際も、安倍首相は森友学園の教育方針について、決して否定しませんでした。テレビ中継を見て慌てた財務省職員が忖度したのかは分かりませんが、安倍首相の答弁が原因で改竄せざるを得なかったのではないか。そう疑われても仕方ありません」（小西議員）

森友問題は間違いなく「安倍事案」だ。

それにしても、こういう事も「議事録」が残っているからこそ検証できることだ。現首相はやたら自分の発言の、議事録からの削除をするが、発言が拙いと感じるからこそやることだと思う。「やろうとする事」と、「発言」に乖離があるからこそ、「議事録からの削除」されるのだ。すなわち「やろうとすること」をストレートに発言しては、通らないから、言葉で、「胡麻化す」という必要性があるのだ。それが其の儘議事録に残っていれば、後日の検証に耐えられないから、削除あるいは「改竄」するという事になるのではないか。