【自民党総裁選】石破氏が問うべきは政策云々より安倍首相の“人間性”“犯罪性”だ!そもそも首相には政策論回避するしか手はない!

「世直し」速報

【自民党総裁選】石破氏が問うべきは政策云々より安倍首相の“人間性”“犯罪性”だ!そもそも首相には政策論回避するしか手はない! 

漸く石破茂が、総裁選への出馬を表明した。9月に行われる総裁選は、安倍首相との一騎打ちになる見込み。 どうやら石破は、本気で安倍首相と政策論争を戦わせるつもりのようだ。「政局より政策」が口癖の石破は、10日の出馬会見でも「徹底的に論点を議論したい」と口にしていた。

「安倍1強」を敵に回し、干されるのを覚悟で出馬したのはリッパだ。しかし、総裁選で“政策論争”をやろうなんて、そんなバカな考えは、いますぐ捨てるべきだ。勿論、本来なら政策を戦わせるのが正しい姿だ。しかし、相手はゴロツキのようなあの安倍晋三である。真面な議論が成り立つはずがない。なにしろ、国会でも野党の質問に正面から答えたことがない。ひたすら、自分の言いたいことを長々と話している丈だ。どんなに石破が素晴らしい政策を掲げても、テキトーに交わされ、噛み合わないのは火を見るより明らかだ。

総裁選で石破が世に問うべきは、政策なんかじゃない。安倍首相の“政治姿勢”であり、その“人間性”である。もし、石破に勝機があるとしたら、それしかないだろう。

 

■政治評論家の森田実氏の見解■

「総裁選に立った石破さんは、“正直”と“公正”を掲げている。平然と嘘をつき、政治を私物化し、身内を優遇してきた“アベ政治”に対するアンチテーゼなのは明らかです。だったら『政策論争をしたい』などと気取ったことを言わず、もう一歩、踏み出して『国政を私物化した安倍首相は間違っている』『安倍首相は国民に対して誠実さに欠けている』と、厳しく攻めるべきです。さもないと、なぜ、“正直”と“公正”を掲げたのか、中途半端に見える丈です」

 

■国民は政策を問う前に人間性を問題にしている■

国民だって、チマチマした政策論争など期待していないだろう。所詮、同じ自民党である。それほど政策に違いがある筈がない。 圧倒的多数の国民が問題にしているのも、政策以前の安倍首相のトップとしての資質である。既に5カ月連続、支持率と不支持率は逆転し、不支持の理由は「総理の人柄が信用できないから」が圧倒的だ。

 

■安倍政治の不正の象徴!モリカケ事件■

なにしろ、この5年間、安倍政権がやってきたことは端的に言うと犯罪である。もし韓国だったら、モリカケ事件のようなことが起きたら、安倍夫妻は間違いなく逮捕されていた。昭恵夫人が名誉校長をつとめる森友学園と、安倍首相の“腹心の友”である加計孝太郎理事長に巨額な利益をもたらすために行政がネジ曲げられたのだから、とんでもない話だ。森友事件では、安倍夫妻を守るために公文書まで改竄されてしまった。なのに、安倍首相は「私が改竄をした訳ではない」と、官僚が勝手にやったという態度だ。下へ下へと責任を押しつけている。公文書の改竄を命じられた末端の役人は自殺してしまった。それでも安倍首相は、命を絶った役人を気にも留めていない。

 

生前、父親の安倍晋太郎は「他人に対する思いやり、情がない」と、嘆いていたそうだ。本当に、こんな人間が国のトップでいいのか――それが総裁選のテーマに決まっている。

「お友達しか大事にしない。それがアベ政治の本質です。西日本豪雨の時は、平然と自民党議員50人を集めて“赤坂自民亭”と称する酒宴で酒盛りをしていた。多くの国民は、個別の政策を問う前に、トップとしての資質を問題にしている筈です。総裁選で戦う石破茂は、モリカケ事件を徹底的に取り上げるべきです。アベ政治の本質が凝縮されているからです。どう考えても、あの2つの事件は異常ですよ。国家的な犯罪でしょう。しかも、多くの国民が“真相”に気づいているのに、当事者の安倍首相と周辺だけが、「知らぬ存ぜぬ」と否定している。先進民主国では考えられない話です」(政治評論家・本澤二郎氏)

今更、国民はつまらない政策論争など期待していない。第1安倍首相に「政策」というものがない。

 

■アベノミクスの根拠数字の粉飾を徹底的に暴露せよ■

勿論、如何にアベノミクスが粉飾されたものなのか、石破が“政策論争”で洗いざらい暴露するというなら、話は別だ。 安倍首相は、二言目には「安倍内閣の発足以来、5年間で名目GDPは56兆円増えました」などと、アベノミクスの成果を誇っているが、GDPが増えたのは、2016年12月に算出方法が変更され、数値が一気にカサ上げされた丈の話だ。

先日の7日には、名目賃金が3.6%上昇と21年ぶりの高い伸びを記録したと大きなニュースになったが、あれも調査対象先(サンプル)が、今年に入ってから変更されたのが原因である。アベノミクスは一事が万事、この調子だ。

なかでも露骨なのが、株価だ。アベノミクスが成功しているように演出するために、日銀、年金、ゆうちょ、共済を総動員して株を買い、株価を下支えしている。現在、日経平均株価は2万2000円台をキープしているが、もし“公的資金”がなければ、株価は2万円を大きく下回っている筈だ。官製相場と言われる所以だ。 政権の中枢にいた石破なら、アベノミクスの粉飾の実態を熟知している筈である。

「支持と不支持が逆転しているとはいえ、安倍内閣の支持率が30%をキープしているのは、『とりあえず景気がいい』と国民が思い込まされているからでしょう。でも、実際は大企業と富裕層が潤っている丈です。地方は寂れ、『アベノミクスの恩恵なんて受けてねぇ』『アベノミクス? どこの国の話だ』という声が溢れています。どこも、商店街はシャッター通りとなっている。もし、アベノミクスのカラクリを明らかにするなら、政策論争をする意味もあります」(本澤二郎氏=前出)

 

■地方の党員が決起すれば大波乱が起きる■

国会議員の8割を固めた安倍陣営は、<安倍630><石破180>と票読みしている。トリプルスコアで圧勝し、石破を叩き潰すつもりだ。しかし、安倍政権の5年間が総点検され、政策よりも安倍首相の人間性が争点となったら、波乱が起きておかしくない。逆に、ありきたりの“政策論争”になったら、石破に勝ち目はない。

■法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)の見解■

「大手メディアは、“安倍3選”を当然視しているようですが、本当でしょうか。内閣支持率は、支持と不支持が逆転し、しかも支持の理由は『他にいないから』という消極的なものです。“安倍1強”など、永田町だけの話ですよ。西日本豪雨の時、安倍首相が酒宴を楽しんでいたことを知り、地方の党員は安倍首相の人間性に気づいたと思う。地方は見捨てられ、権力者は東京で浮かれ騒いでいる。安倍首相の人間性の是非が争点になったら、総裁選は波乱が起きますよ」

2001年の総裁選も、事前の予想では橋本龍太郎の圧勝だったが、党員票が大きく動き、小泉純一郎が勝利している。石破茂は「政策論争をしたい」などと寝言を言っていてはダメだ。

(私見) 聞き流し、逸らし,虚言を駆使し、真相を隠し、責任を回避してきたことを、総裁選という場で、オープンにすることは、意義があることだと思う。現在マスコミは統制されており、政権に都合が悪いことは、一切報道されていない。国民には知らされていないことが多く、それによって首相が支持されている面が大きい。そのような状況の中で、石破氏が如何に選挙を戦っていくか、日本の将来に大きく影響すると思われる。安倍氏の首相としての資質を徹底的に明らかにするという一点に集中させるべきだ。戦術を間違えてはいけない。

 

記事・画像 引用・参考元 日刊ゲンダイ

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画像元 yjimage

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