日本には絶対にできない難題=「日米同盟を離脱せよ」という難題をプーチンにズバリ切り出され、日ロ平和条約締結は事実上不可能な局面に!
日ロ平和条約は絶望的――。15日付のロシア紙「コメルサント」は、プーチン大統領が日ロ平和条約締結交渉について「まず日本が日米安保条約から離脱しなければならない」と語ったと報じた。
14日にモスクワで行われたロシア産業家・企業家連盟の会合の非公開討議で述べたという。
安倍首相は島が日本に引き渡された場合も米軍展開の可能性はないと説明しているが、プーチンは米軍基地を造らせない「現実的な手段はない」との見方を示した。
プーチンは非公式の調査で現地住民の99%が日本への引き渡しに反対しているとも述べ、こうした意見を無視するわけにはいかないと説明。日本との対話は途切れさせてはいけないが、「深呼吸する必要がある」と述べたという。
日米同盟離脱という難条件は事実上、「あきらめろと」いうメッセージだ。安倍首相も深呼吸して頭を冷やした方がいい。
(私見)
25・6回も会談し、都度成果を煽って来たが、実質領土問題が俎上に上がったのは、1・2回しかなかったと、ロシア外相にバラされてしまった。それなのに2島は返還される見通し等と、国内向けには、語ってきたが、同じく「どうしてそんなことが言えるのか!? そんなことが言える根拠は、ロシアは承知していない!」とまでこき降ろされてしまった。返還問題の前提となる日ロ平和条約は、「日本が日米安保条約から離脱する」という事になれば、対米従属、米国一辺倒を標榜する日本としては受け入れられないが故に、ロシアに「拒否」されたに等しい。世界の安倍・外交の安部は自称に過ぎず、虚構だったという事になる。これがロシア丈でなく、中国・韓国でも外交展開は行き詰っており、北朝鮮に至っては、金委員長に逢う事すら出来ていない。国内においては、マスコミの圧殺・国会の出鱈目運営、嘘、改竄、などで、何とか誤魔化せているが、外交は、そんな忖度など一切効かず、ストレートな反響が返ってくるので、行く先々で、行き詰まりが顕著になりつつある。
記事・画像 引用・参考元 日刊ゲンダイ
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