健康な生活を送るの為の最高の処方箋 ! 薬剤を妄信するな!基本的に毒であることを知っておく!

小生の親父も、歳を取るにつれ、体のあちこちがおかしくなり、都度病院に行き、診察を受け、帰りには、袋一杯の何種もの薬を貰ってきては、几帳面に朝・昼・晩と服用していた。「そんなに飲むな!」と言ってみたが、「医者が出してくれたもん飲まね訳いかねだねか!」と言って頑なに飲んでいた。

考えてみれば子供のころから、具合が悪いといえば、医者に行き、医者の言う通り治療を受け、出された薬は医者の言う通り服用してきた。そういうものだと信じて疑うことはなかった。そもそも昔の医者は、問診や、触診を丁寧にやり、薬もパラフィンで折られた粉薬が多かった。だがしかし現代においては、化学合成されたものが多い。

薬剤の原料が体に馴染みのない場合が多いので、血管が緊張して血流の流れが悪くなる。血圧が上がる。降圧剤を出す!緊張する!抗不安剤を出す!などという事態にもなる!薬剤は基本的には、使うにしてもできるだけ短期で使う。予期せぬ病気まねく場合もある。くすりは、「苦をすり替える」⇔ く・す・り 逆に読めば、り・す・く 即ち副作用だ!こういうことを、基本的に解っていることが必要だ。飲まないに越した事はないくらいの感覚で丁度よい。生体には恒常性というものが備わっていて、生体機能を正常に維持していく機能を持ち合わせているので、その力を落とさない様にしていくことに留意する。

薬の副作用の例として、身近な薬である風邪薬を例にとって話をしてみよう。78歳男性の例。風邪気味で鼻がぐずぐずし、咳も出たので、「PL配合顆粒」を処方され飲んだ。その晩小水が出なくなり、救急車に運ばれ、病院に行く羽目になった。1リットルの小水が溜まっていた。この薬剤は極メジャーな薬剤で風邪の処方薬として普通に使われている薬である。高齢者の場合、中に含まれる「抗コリン作用」により、排尿困難を引き起こす虞があるという。他に「ふらつき」や、「眠気」を起こし、転倒事故などに繋がる場合もある。注意が必要である。

またチャンピックスという禁煙補助剤の洒落にもならない例をご紹介します。このチャンピックスという薬剤には、「衝動性」を亢進する副作用があることが分かっている。薬害オンブズパーソン会議事務局長で、弁護士の水口真寿美氏が語る。「SSRIという抗鬱剤には、衝動性を亢進して、自殺や攻撃的行動を誘発する場合があるが、チャンピックスにも同じ副作用がある。喫煙しようと思って、この薬剤を使用した人が、突然衝動にかられ、自殺してしまった例があったが、当件は、副作用被害救済制度でも、この薬が原因だったと認定されました。禁煙して長生きしようと思った事が、却って命を落としてしまったという洒落にもならない事態になってしまった。

2例だけだが、この様に、本来の「効き目」の他に、いろいろと思わぬ症状が出る。よく体調が悪いので、薬を止めてみたら、症状も無くなったというようなことが多い。昭和大学横浜北部病院の南淵明宏氏は、「医者というものは、殆ど解っていない未知の患者の病気の治療をするために、自分でも解っていない薬を処方するものだ」と言う、フランスの哲学者ウ“ルテールの言葉を思い出すといっている。また「私は治療に行き詰まると、一旦全ての薬を止めてみることにしている。本質的に薬は毒です。自然でないものが生体内に入れば拒否反応があって当たり前なのです」といっている。医者や薬剤を妄信しないこと。自分でも勉強してみること。大切な命を他人任せにしてばかりではいけません。これが健康な生活を送るの為の最高の処方箋であると先生は言っている。

 

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