No more Hiroshima! 原爆きのこ雲の新たな写真発見 広島資料館、米国で!
広島市の原爆資料館は、広島に原爆を投下したB29爆撃機「エノラ・ゲイ」から撮影されたきのこ雲や、原爆ドームの写真など計10点を米議会図書館などで新たに発見し、報道陣に24日公開した。資料館が収蔵する同機から撮影されたきのこ雲の写真としては2点目。
資料館は昨年末、同図書館や国立米空軍博物館で原爆に関連する写真約2100点を集め、このうち少なくとも10点がそれまで未収集だった。きのこ雲の写真は、エノラ・ゲイが被害確認のため広島に再接近した際の撮影とみられる。
先日TVで、原爆投下日の1週間ほど前に、米国機が爆撃をした際に、日本戦艦からの砲撃を受けて、墜落し、搭乗員がパラシュートで脱出したが、捕らえられ、複数名が捕虜となった。呉から広島に移送され収監時に、原爆投下を受けみずかた。十数名いた捕虜のうち2名が命を留めたが、10日余り後に、 原爆症により死亡した。その際瓦礫の片隅ではあったが、粗末な十字架を組み、そこに埋葬し、花などを添えて弔った。その2名の米兵の子孫がその事実を知り、来日し、弔いにかかわった人々に逢い、以降交流が続いている。また遺族の関係者が、米兵で原爆にあった事実と、遺族の交流を記録映画にし、その上映会などを行い、原爆反対運動に連帯している。しかし広島に投下された原爆の犠牲になったアメリカ人が存在した事実はあまり知られていない。彼らはたった2家族であるが、原爆反対の声を発信し続けているのである!
原爆は広島や、長崎の町を一瞬に焼き尽くし、数万人.の命を葬った! 戦争はこのように惨いものであり、我々は絶対繰り返してはいけないものである。近頃は、何やらきな臭い風潮もあり、再び戦争に突進するかの虞もある。70年目の不幸な歴史を顧み、無関心でいると、どんどんその方向に引っ張られてしまう。少なくても「戦争は繰り返さない」という決意と、それを表明(例えば選挙)することを怠ってはいけない。「もっともな言い方の裏に、隠された意図」があることを見破る目が必要である。
記事・画像 引用・参考元 西日本新聞
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