サソリ型自走式ロボ、16日初投入 福島第1原発2号機の調査 しかし目標未達に終わる!
東京電力は15日、福島第1原発2号機の原子炉格納容器内にサソリ型の自走式ロボットを初めて投入しての本格調査を16日に実施すると発表した。
圧力容器直下の鉄製の作業用足場(プラットホーム)では事前調査で溶け落ちた核燃料(デブリ)の可能性がある堆積物が見つかっており、ロボットに搭載したカメラや線量計、温度計で詳しい放射線量や状態などを調べることで、初めてデブリが確認できる可能性がある。
今回投入するロボットの前後には照明やカメラが搭載されている。これまで投入された調査機器とカメラは同性能だが、撮影角度を変えることができ、東電の担当者は「条件が良ければ、より奥まで撮影できる可能性がある」としている。格納容器内の線量や堆積物周辺の温度も調べる。
一方、パイプの先端に取り付けられたカメラによる1月30日の事前調査で作業用足場に複数の陥没箇所が確認されたことで、調査範囲は作業用足場の手前部分に限定されることとなった。
東電が事前調査の画像を処理して新たに公表した画像では、足場奥の新たな陥没や手前部分の足場のゆがみが鮮明に確認された。
◆限られる調査時間◆
サソリ型ロボットに搭載されたカメラが耐えられる放射線量は、累積千シーベルト。走行ルートとなるレール上で推定されている最大毎時650シーベルトの空間に2時間とどまれば、カメラは作動しなくなる。
東電の担当者は「限られた時間の中で、できるだけ調査しデータを得たい」と述べた。
◆しかし計画は大幅に狂い所期目的を果たせなかった◆
東京電力は16日、福島第1原発2号機の原子炉格納容器内を調査するために投入した自走式のサソリ型ロボットが、目標としていた原子炉直下の作業用足場に到達できなかったと明らかにした。
◆なんだかなあ!◆
現状把握も未だこんな状態で、とても「アンダーコントロール」といえる状況ではない!
記事・画像 引用・参考元 Yahoo News <福島民友新聞 >
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