福島原発賠償費、電気代に含め利用者負担!1世帯あたり負担額試算してみた!
東京電力福島第一原発事故の損害賠償費用は、原発を持つ東電以外の電力会社も一部を負担している。家庭の電気料金でまかなっている7社について、朝日新聞が取材を元に国の家計調査を当てはめて試算したところ、1世帯(2人以上)あたり年約587~1484円を負担している概算となった。家庭の負担額は料金内訳が書かれた検針票には示されておらず、利用者の目には届かない。
国の試算で、賠償費用は7・9兆円にのぼる。うち5・5兆円分について、東電の負担に加え、他の電力会社も「一般負担金」として、原発の出力などに応じて負担している。
7社は東京、北海道、東北、中部、関西、四国、九州の各電力。朝日新聞の試算では、家庭向けの電気料金で回収している一般負担金は1キロワット時で約0・11~0・26円だった。
関電と中部電が取材に対し、家庭向けの1キロワット時の概算を出していることを明らかにした。この方法を元に朝日新聞が他社分も試算。全社がこの試算の考え方に誤りがないことを認めている。
■私見!国民に負担を求めるのなら
加害者東電も然るべき責任をきちんと果たしてからにすべき!■
賠償費は本来加害者の東電が被害者に対して支払うべきものである。東電は事故発生から、今日に至るまで、(自然災害と言い張ると思うが)謝罪を明確にしていない。また原発事故の原因も明らかになっていないばかりか、再稼働などに躍起になっている。のみならず、国に資金提供を求めたりしている。一私企業に税金を投入するという前に、事故を起こした企業として、すべきことがあるのではないか? 今回の電気料金に上乗せして、利用者からも徴収するというのも随分おかしな話である。本来払うべき立場にないところから、徴収するのであるならば、破綻したのだから、経済的責任を明らかにしてからの話だ。ぬくぬくと何もなかった如く存在していて、利用者に負担をさせているのは責任転嫁ではないか!?
責任を明確にしてからの話しではないかとおもう!
記事・画像 引用・参考元 Yahoo News <朝日新聞社 >
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