【てっちゃんシリーズ】 長野電鉄 塩川農道10号踏切点描 小学生の「あいさつ」が清々しい!
須坂や中野といった千曲川東岸地域(河東地区)と国鉄線の接続による産業輸送近代化を目的とした「河東鉄道」を発祥とし、その後県都である長野との接続を図るべく「長野電気鉄道」を設立し須坂駅 – 長野駅間を開業、両社を統合して発足したのが現在の長野電鉄である。山の内線開業により湯田中・渋温泉や志賀高原の開発を進めるなど観光開発にも注力し、スキーブームの先鞭をつけた。
長野線は開業当初から長野市内・近郊で複線区間を有し(当時は権堂駅 – 信濃吉田駅間・その後長野駅および朝陽駅まで複線延伸)、複線区間では20 – 30分毎の高頻度運転を続けており、都市内鉄道としての性格も強かった。
戦後は長野市の都市計画において長野都市圏の大動脈として位置付けられ沿線の開発も進み、また長野市と須坂市・中野市を結ぶ都市間路線としての機能も強くなったことから観光色は若干弱くなっていたが、新型特急用車両の導入により観光輸送にも改めて取り組んでいる。
さて今回は長野電鉄線の日野駅~須坂間にある「塩川10号農道踏切」点描という事で綴ってみようと思う。この踏切は、国道406号線を、長野方面に向かって走り、7-11塩川店の先の交差点を右に入ると、この踏切に出る。この踏切から、北西方向には、北信五岳の秀麗な姿を見ることが出来る。昨年拡張工事が行われ、傍に日野小学校があるのだが、学童の登下校がより安全になった。その工事中の踏切を撮ってあるので、ここに掲載しようと思う。
印象に残っているのは、日野小学校の学童が、工事中の作業員に元気な挨拶を交わして下校したシーンだ。市内の小・中学校は「挨拶励行」を推進しているが、登下校に学童・生徒にすれ違うと元気な挨拶を掛けてくれる。気持がいいものである!
記事・画像 引用・参考元 ウイキペディア
画像元 動画・画像 original
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