いよいよ言論統制の具体的制約顕著化!? 菅野完氏ツイッター“永久凍結”のなぜ? 解除求め署名活動も!
「森友問題」などの徹底取材を続け、ツイッターで情報発信してきたノンフィクション作家・菅野完氏のツイッターアカウントが19日深夜、突然、永久凍結された。フォロワー約6万4000人の菅野氏のツイッターは、今や「モリ・カケ問題」などの国民的議論の場になっていた。何があったのか。
菅野氏によると、19日午前0時にはツイートできたが、5分後「アカウントが凍結されています」という画面になっていた。菅野氏が言う。
「これまで2度、アカウント凍結の警告はありました。その際、警告に従って投稿を削除し、凍結は免れています。今回は一切、事前の警告はありませんでした。凍結の理由をツイッター社に問い合わせていますが、いまだ回答はありません。とにかく何が問題なのかを知りたい」
「Twitterルール」では、非合法利用、不適切画像、なりすましなどの他、暴力行為の脅迫、嫌がらせ、ヘイトなど攻撃的行為も禁じていて、永久凍結もあり得ると規定している。菅野氏の投稿は決して“行儀いい”ものではないが、理由も示さず“出禁”とは穏やかでない。ITジャーナリストの井上トシユキ氏がこう言う。
「2度目までは事前警告で挽回の機会は与えたが、3度目で“退場”ということだと思います。ツイッター社は莫大なツイートを扱っていて、何度も個別のユーザーに対応できないのが実情です。もちろん、菅野氏に理由をきちんと説明した方が親切だとは思います」
ツイッター社のメディア広報チームに凍結の理由を問い合わせたが、期限までに回答はなかった。
ツイッターを読むと過激な差別的表現が散見される。いったい菅野氏のツイッターのどんな表現がNGだったのか。解散・総選挙前の微妙な時期の永久凍結に、「モリ・カケ問題を隠す言論統制だ」とのツイートまで登場。6万4000人のフォロワーはいぶかしがり凍結解除を求める署名活動も始まった。ツイッター社は理由を開示すべきではないか。
原論制限・統制の具体的な動きが、マスコミの域を超えて、国民のレベルにまで出てきたと言えるのではないか!?
記事・画像 引用・参考元 日刊ゲンダイ
画像元 yjimage
コメント