月の謎!地下に長さ50キロの空洞! 探査機「かぐや」で判明!地球の大きさから言って、衛星としては月は大きすぎという説は以前からあった!
月には謎が多い。以前から、地球の質量に比較し、衛星としては、月は大きすぎるという説があった。地上から見た、月の見かけ上の大きさは、太陽と同じというのも不思議な事だ。月は地球人にとって、最も親しみやすい天体だ。そんな月ではあるが、月は謎だらけ(われわれには知らない事が多い)だ! そんな謎を解くカギの様な発見があった。
日本の月探査機「かぐや」の観測データから、月の地下に長さ約50キロに及ぶ長大な空洞があることが判明した。過去の火山活動で生じたとみられる。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が18日、発表した。
空洞があるのは、月の表側にある「マリウス丘」と呼ばれる領域。2009年に任務を終えたかぐやが撮影した画像に、直径と深さがそれぞれ50メートルの縦穴が写っていた。
電波を使って得た周辺の地下構造のデータを、16年から詳しく調べたところ、この縦穴から西に向かって、幅100メートルほどの空洞が約50キロにわたって続いていることがわかった。内部は崩壊しておらず、地中の岩石などに氷や水が存在する可能性もあるという。
月では約10億年前まで大規模な火山活動があったと考えられている。火山活動で溶岩が流れ出ると、表面は冷えて固まるが、内部は熱いまま流れ続ける。発見された空洞は、溶岩の通り道となった「溶岩チューブ」とみられる。
将来、月の有人探査でこの空洞を基地に利用できれば、宇宙放射線や厳しい温度環境の影響を和らげることができ、氷や水を燃料などに活用できる可能性がある。
JAXA宇宙科学研究所の春山純一助教は「広がりが期待できる縦穴はほかにもある。将来的に基地を作るにも絶好の適地」と話している。
論文は米地球物理学連合の専門誌ジオフィジカル・リサーチ・レターズ(電子版)に掲載された。
誠にうがった見方をすれば、月には、根強く囁かれている「内部空洞説」の裏付けなのではないかとする見方も可能なのではないか?月は宇宙の何処かの星人の「人工衛星」とする説まで存在する。
記事 引用・参考元 Yahoo News <朝日新聞社>(田中誠士)
画像元 yjimage
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