失敗・成功しなかったマイナーな気持ちを後に引きずらない!気持ちの切り替えが大切だ!

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失敗・成功しなかったマイナーな気持ちを後に引きずらない!気持ちの切り替えが大切だ!

 

心の疲れをとる方法の1つに「成功する」というモーメントがあります。当たり前だと言われればそれまでですが、幾ら疲れていても、結果が良ければ、一瞬にして疲れや苦労は吹っ飛ぶ!反対に上手くいかなければ、疲労困憊!息も絶え絶え状態に陥る!その差は大きい!心の疲れをとる一番の特効薬は、「成功すること!うまくいくこと!成就すること!」に尽きる。

 

勿論上手くいくことに越した事はありませんが、スポーツでも、三振したり、エラーしたり、立ち合いの瞬間ハタキ込まれて一瞬で土俵に転がったりする。勝か負けるかの世界だから、成功した人の数と同じ敗者が居ることになる。明日も試合がある。そういう時敗者はどうしたらよいのか。どうすべきか?

 

名選手・名力士程、「気持ちの切り替え」がはやいという。常に其の場で失敗した、負けたという悪いイメージを断ち切って、既に「明日からの新しいチャレンジ」に目が向いているという。これにより、失敗が原因で起きる心の疲れの影響を最小に留めているのだ。

 

小生の年少の頃の野球の名選手と言えば、なんといっても長嶋茂雄をおいて他にないと思う。もう現役のころの彼の姿を知っている人は随分と少なくなっていると思うが、彼は何といっても底抜けに明るかった。あの野村克也氏が、(今もそうだが)当時ぼやいていたことがある。野村は名捕手だったが心理作戦がうまかった。補給しながら、バッターボックスに立つ選手に、「次はインコースにズバッと来るぞ!」とか、「私生活がうまくいってねえんだろう!」とか、つぶやいて気持ちを逸したり、「コン畜生!」と興奮させた刹那、投手に全く逆の球を投げさせたりして、空振りさせたり、凡打にさせたりしていたそうだ!

 

その野村が「そんな駆け引きが全然通じなかった奴がいる」と一層ぼやいた選手がいる。何を隠そうあの長嶋茂雄である!彼は野村が何ブツブツつぶやこうが、気を逸らそうとしてもプライベートな攻撃にも、全然影響されなかったそうである。影響されなかったんじゃない、バッターボックスで「何でもいいから次来る球をぶっ叩いてやる!」と思って、彼なりの集中心を凝り固まらせていたのである!野村のつぶやきが効かなかったのではない、そもそも「聞いていない」のである。 野村のつぶやきは、考える奴ほど引っかかったのだが、我らが長嶋君は、考えるのは大の苦手なタイプである。直観的なのだ!端から聞いてないんだから、引っかかる訳がない。

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そんな訳だったから、長嶋は例えチャンスに三振しても、「後悔が無い!」後悔が無いのだから、それが尾を引いて、次のプレーに影響したなどという事は終ぞなかった。切り替えが超速い。長嶋がスランプに陥ったという話も聞いたことが無かった。

 

脳の機能の中で、「一番頭が良い」という機能=能力は何か? 記憶力、想像力、創造力・・・、など、など。大体創造力とか、そういう類の答えが返って来そうなのは容易に想像できる。

だが答えは、場面場面の切り替えが適格にできる能力が1番なのだそうだ!まさに我らが長嶋君はこれの本能的、天才的な選手だった訳だ!

 

話題は逸れるが、長嶋は確かに監督向きではなかった。第1常に華やかな場面の中に居たから、裏方や、下積みの人たちの存在さえ知らなかったと思われる。それによく天才にありがちな「超感覚派」であるから、彼から打撃を教わった選手はさぞかし面食らったに違いない。

「こうやって!来た球を・・バアッと打つんだ!」とバットを振りながら、「そしたらカーンと球があっちに飛んでいくんだ!」などといわれても「は~あッ!?」てなもんだ。斯くして天才の話は選手には伝わらない! そんなこともあってか、彼が監督を引き受けて、最初の年、巨人軍は、創立以来の最下位を経験することになる! 名門巨人を未経験の最下位にさせれば、そのショックはいかばかりかと思いきや、(まあいろいろあったのは想像に難くないが)彼は生来の明るさで乗り切ってしまった。並のことではない。

 

大分話が逸れてしまいましたが、失敗しても、思うような結果が出なくても、こうした切り替えが出来れば、心の疲れも最小限で抑えることが出来、新たな気持ちで明日からの仕事に打ち込めるというものです。

 

悪い結果を頭に描いてしまうと、脳もそういう方向を志向し、失敗の方に、心身とも向かわせてしまうという話も聞く。だったら未だ「現実に来てもいない失敗」にくよくよしないで、「成功する」と思った方が自分の為にもなるのなら、将来に「希望」を抱いて頑張った方がいいという事になるぞと思った次第!

 

 

 

 

 

 

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