【健康] じっくり育たぬ現代っ子は長生きできない! ガタイはいいが体力がない現代っ子の問題!
「自然流野菜づくり」という本がある。この本を手本にして、雑草も抜かず、肥料もやらない、無肥料・無耕耘農法を実践している人も多いという。この本の中には、考えさせることが書いてあり、たとえば「余分な肥料をやらずに育てると、野菜はじっくり育ち、味もいいし、劣化するのも遅い≪=日持ちする≫・・・」などと記している。この農法だと野菜は小ぶりに出来上がるという。
現代っ子と、現在の化学農法の野菜は全く逆で、形ばかりは大きくとも中身が薄く直ぐ病気になる。[直ぐ病気になるから、農薬や消毒剤が必要となる]体を作る食べものがそういう状態だから、当然ヒトの体もそうならざるを得ない。現代っ子の体格の大きさと中身の薄さは多くの研究者が指摘している。「体位は向上したが、体力がなあ!?」などというのがその典型だが、もっとショッキングな例は、「和田アキ子病(自然気胸)」や、「背骨ぐんにゃり病」だ。
長寿村の研究家、古森豊甫博士は、肺の専門家だが、気胸だけではなく、背筋が曲がる頸椎側弯症の若者が増えているのも、骨格が育っていないのが原因だという。自然気胸は背ばかり伸びて、骨が細く、助骨などは、割りばしみたいに細いのだそうだ。現代っ子に特有な病気で、嘗ては存在しなかった病気とのこと。体位に中身がついていけないアンバランスから、肺をしっかり支えられないからこういうことになるらしい。そして長身女性の代表ともいえる和田アキ子も自然気胸になったということだ。徳野方式の野菜とは違ってじっくりと育たなかった結果という事だ。徳野農法と違い「肥料のやり過ぎ」がこの結果と招いたと言える。
またじっくり育って劣化の遅い野菜とは反対に、現代っ子は成長(=老化!?)が早いので、成人病(余りにも若者の癌や糖尿病が多くなったので、成人病を生活習慣病と呼称を変えたくらいだ!)になったりする確率も高くなっている。動物の世界では、成人に達成するまでの時間が短いほど短命だという原則がある。じっくり育たなく促成だった現代っ子は多分「短命」だといっている。じっくり育って小ぶりな方が健康にはいい様だ。
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