下村元文科相に包囲網!東京検察審査会に異議を申し立てられる!…“闇献金疑惑”説明逃れに「逃さへんでえ!」
■公開の裁判で真実を語って欲しい■
下村博文元文科相の“闇献金疑惑”を巡り、昨年7月に下村氏や秘書などを政治資金規正法違反の疑いで告発した神戸学院大の上脇博之教授らが31日、都内で会見。上脇教授らは東京地検が今年8月、下村氏を不起訴とした処分について、東京検察審査会に審査を申し立てた。審査会の判断は、3カ月後に下されるという。
下村氏の嫌疑は2つ。1つは、2013年と14年に学校法人加計学園(岡山市)からパーティー券をそれぞれ100万円ずつ購入してもらったにもかかわらず、収支報告書に記載しなかった「不記載罪」。もう1つは、13年のパー券売り上げ代金が2019万円だったのに、収支報告書に980万2円しか記載していなかった「虚偽記載罪」である。
下村氏はいずれも不起訴処分となったが、秘書は虚偽記載容疑で「起訴猶予」となった。この虚偽記載の件について、上脇教授は会見でこう言った。
「秘書が『起訴猶予』、下村さんは『嫌疑不十分』、政治資金団体の代表が『嫌疑なし』です。常識的に考えれば、秘書が『起訴猶予』だと、資金管理団体の代表も『起訴猶予』や『嫌疑不十分』になる。しかし、代表は『嫌疑なし』。つまり、『嫌疑なし』の代表は“名ばかり”で、実際の代表は下村さんではないか。だからこそ、下村さんは『嫌疑不十分』になっているのです」
要するに、下村氏も起訴猶予になる余地があるということだ。このタイミングで審査会に申し立てた理由について上脇教授に聞くと、こう答えた。
「下村さんが疑惑について説明責任を果たすのを待っていましたが、まったくその気配がありません。しかも、総裁選後に自民党の憲法改正推進本部長という重要ポストに就きました。自分で責任を取る様子がないので、申し立てをして裁判で本当のことを語ってもらいたいと思ったのです」
下村氏はこのまま逃げ切れると思ったら大間違いだ。
自民党はこんなのばっかり!再チャレンジが出来る自民党です!
(私見)
自ら「釈明する」と言ってから、1年余り、一言たりとも釈明はない。そんな人物が、この度の自民党第4次安倍内閣の「憲法改正推進本部長」という役職に就いた。不起訴処分とは言え、政治的圧力によって逃れたという印象が非常に強い。しかも本人にも一切の釈明をしていない。疚しいことがあるのだろう。自民党は、こんな男にどういう憲法改正を託すのだろう!推して知るべしである。近頃は自ら釈明さえ出来ないという実質的に犯罪を犯したような人物が、お粂もなく、重要ポストに就く事例が増えた。法律的処分はともかく、道義的責任から言って、こんな人物を登用させるのは、真面な感覚から言ってあり得ないことだ。
これ1つ取っても、安倍内閣の異常性が分ろうというものだ。国民感情から著しく逸脱している。一刻も早く辞任・内閣は退陣すべきだ。
記事・画像 引用・参考元 日刊ゲンダイ
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