B.メイも署名呼びかけ!「辺野古中止」の声は何処まで広がる!安倍政権の暴挙は世界に拡散する!
米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設で、「工事反対」に世界的なセレブが参戦した。映画「ボヘミアン・ラプソディ」が大ヒット中の英ロックバンド「クイーン」のギタリスト、ブライアン・メイ(71)が、埋め立て工事中止を求めるホワイトハウスへの請願署名への協力をSNSで呼びかけたのだ。
日本時間の7日未明に投稿されたツイッターは、「緊急!!! 緊急!!!」で始まり、「米軍基地拡張により脅かされている美しいサンゴ礁とかけがえのない生態系を守るために署名を」などと記されている。メイには84万人のフォロワーがいて、瞬く間にリツイートは1万件を突破した。
くしくも8日(現地時間では6日)行われた米国の「第76回ゴールデングローブ賞」の授賞式で、映画「ボヘミアン・ラプソディ」はドラマ部門の作品賞を受賞、ボーカルの故フレディ・マーキュリー役を演じたラミ・マレックも主演男優賞に輝いた。映画は、日本で昨年公開された洋画の興行収入ランキング1位となっているだけでなく、世界でも興行収入7億ドル(約756億円)を突破し、さらに成績を伸ばしている。
■軍事費を減らしたいのがトランプの本音■
クイーンはもともと、日本贔屓で、メイは天文学者でもある。マーキュリーの死後27年を経過し、メイも71歳になっているが、映画の大ヒットでその注目度は往時を凌ぐほどだ。辺野古埋め立て反対の署名は現地時間で7日が締め切り。ホワイトハウスが“最善を尽くして対応”するとされる10万筆は既に超えているが、メイの呼びかけにより、辺野古問題が世界中に拡散された意味は大きい。
■米国事情に詳しいジャーナリストの堀田佳男氏の見解■
「過去の事例から見ても、署名により米国政府が政策を変えるケースは非常に少なく、辺野古の埋め立てが中止される可能性は低いでしょう。ただ、セレブの呼びかけに大きく反応する国ですし、こうした民主主義を重視する国です。反対の声が増幅され、ひとつの波になる可能性はあります」
世界の警察官をやめて軍事費を減らしたいのがトランプ大統領の本音。マティス氏に代わる新国防長官の候補とされる元上院議員も、過去に辺野古移設計画の見直しを提言していた人物だ。日本政府が「移設する」と言うからその儘にしている丈で、海兵隊のグアム移転を進めている米軍は辺野古に拘っていないという見方もある。
8日午前8時(現地時間7日午後6時)現在、署名は19万6000筆。セレブの呼びかけは何処まで広がるか。
(私見)
辺野古埋め立ても、安倍首相のメンツでやっている可能性が強い。米軍は辺野古に拘っていない。評価していないという。実力のない人物はメンツに拘る。この度のホワイトハウスに対する請願署名呼び掛けは。遂に世界的セレブの参戦してきた。これで署名数は20万を超える状況になった。
これにより、安倍政権の暴挙が国際的レベルの認知になり、安倍政権に劣っては、誠に由々しき問題になってきた。当初予想もしない事態となっている。辺野古問題に限らず、ゴーンの不当拘留問題、レイプ犯不逮捕問題,モリ・加計問題等など世界的規模に知れ渡ってきた。安倍政権にとって大きな打撃になる。
一方日本の芸能人の、政権援護体質にも一石を投じるだろう!反政府(安倍政権が極端な右寄り基調だから、常識的な立ち位置なのだが)的言動を非難する傾向が強いが、これに対する風潮も変わる可能性がある。いずれにせよ安倍政権にとっては懸念要素になる。嘘で固めて、真面な政治をしない政府の化けの皮が剥がれていくという事であり、国民の目をくらますことで、成り立っているような政府は、世間に実態がバレる事が一番の打撃になる。今回のB.メイも署名呼び掛けはその意味で大きな出来事となった。
記事・画像 引用・参考元 日刊ゲンダイ
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