年末大掃除 ごちゃごちゃしやすい掃除グッズ「洗面台下」に収納する簡単整理術
掃除道具はどこにしまいますか? 水場の近く、洗面台回りにしまっている方が多いのではないでしょうか。バケツに、雑巾、ゴム手袋に、何種類もの洗剤とそのストック……。いざ掃除をする時に、必要なものがなかなか見つからなかったら、折角の掃除気分がダダ下がり。そんな悲しい状況を避けるべく、まずは、掃除用品の収納の仕方を今一度見直してみましょう。今回は、『おうちスタイル札幌』代表で整理収納アドバイザーの米村大子さんに、掃除用品の収納術を教えていただきました。大掃除のついでに、掃除グッズも整理できるスゴワザです!
■ステップ1:中身を全部出す■
掃除グッズの収納といっても、置き場所はご家庭によって様々。今回は、お風呂場や洗濯機に近い洗面台に絞って、収納術をお伝えします。掃除グッズが沢山あると、「何をしまっていたのか」、「ストックがあるのかないのか」がわからなくなってしまいます。整理を始める前に、必ず“一旦引き出しの中身を全部出す”ことがポイントです。床にならべてみると、、同じものが何個も出てくるようなことも稀ではありません。
■ステップ2:使うものかどうか判断■
次に、“使うものか、捨てるものか、ここに入れるものか”の仕分けをします。ポイントとなるのが、“バケツ”です。さて、ここで質問です。「お宅のバケツ、どれくらいの頻度で使いますか?」。月に2回~4回ぐらいの方が多いのではないでしょうか? あまり使う頻度が高くない割に、かなりの場所をとってしまうのがバケツなんです。もし、フローリング用ワイパーや掃除用のウェットティッシュで代替できるようなら、思い切って撤去してみましょう。車掃除用や花火の後片付け用などにして、汚れたら処分するのがおススメ。収納スペースが生まれる上に、バケツ特有の“いやな臭い”ともお別れです!
■ステップ3:スタメンを入れる■
必要なものに厳選したあとは、“スタメン”と“ストック”に仕分けをします。
洗面台下にいれるのはスタメンにして、それでも空きがあるようならストックも収納します。ここでポイントなのが、洗剤の種類です。お風呂場洗剤、掃除用洗剤、キッチン用洗剤、トイレ用洗剤、場所ごとに全種類そろえていませんか? パッケージの裏を見てみて“弱アルカリ性”になっていたら、効果はすべて同じだそうです。皮脂・油・垢などの、いわゆる“酸性”の汚れを落とすには、逆の“弱アルカリ性”の洗剤で大丈夫なので、場所を気にせず使い切ってしまいましょう。使い切ったら、1本だけ残しておけばOKです。
■ステップ4:用途ごとにカゴに収納して完了!■
これで、収納したい物は3分の1くらいに減ったのではないでしょうか? 最後に、100円ショップで手に入るような“カゴ”を仕切り代わりにして、今使っているものから順番に収納していきましょう。掃除の場所別に、指定席を作ります。次に棚を開けたときは、必要なものが一目瞭然になり、時短家事が可能になり、ないないと探して同じものを購入するお金も節約できます。
以上、“洗面台下”のお掃除グッズの整理整頓のしかたをご紹介しました。同じ効果の洗剤を何種類も買っていたうえに、そのストックも山ほど持っていたなんて……。どうりでお金も貯まらず、収納場所も足りないはずです。ごちゃごちゃしていた洗面台下のスペースがスッキリして、整理した後はあまりの美しさに見惚れてしまいますよ! ぜひ試してみてください。
※ 米村大子・・・おうちスタイル札幌代表。整理収納アドバイザー1級取得後、同協会の2級認定講師を務める。住宅の間取りや収納の提案を手掛けるかたわら、暮らしを楽しむラク家事講座や大学の特別講師を兼任。
記事・動画 引用・参考元 Excite News <Wooris ライター 大津留ぐみ >
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