血圧上昇!高止まり(?)再び医者に行く羽目に!薬に頼り過ぎず生活習慣を正せ!

この1ヶ月、未知の世界(!?)に踏み込み、新しいことが次から次へと起き、頭をついていかせるために、かなり無理をした。そんな訳で体調をおかしくしてしまった。後頭部が心臓の鼓動と併せて、ズキンズキンと痛むのである。こりゃあ今までに経験のない事態だぞと心配になる。

15年ほど前に、会社の健康診断で、「高血圧」と診断され、3年くらいは降圧剤を飲んでいたのだが、その後は飲まずに過ごしていたが、昨年11月末に大量の出血(鼻血)で病院に行った後、血圧が高いといわれて内科も受診し降圧剤を出される羽目になった。それも2ヶ月だけ飲み、その後医者にもいかず5ヶ月過ぎていた。

「今更なあ!」と思ったが、体調が悪いので、とにかく病院に向かった。診察室に入り、いろいろ言われる前に、「いやあ!今日はお叱りを覚悟で来ました!」と先回りして言ったら、「暫くだなあ!今日はどうした?」と言われてしまった。「まあ!血圧測ってみるか?」とわれ、腕に測定帯を巻かれた。「やはり高いなあ!168-108もあるぞ!」本人はもっと高い値を覚悟していた。「まあ!間があき過ぎちゃってるが、同じ薬出しておくから様子見よう!」ということで薬を貰って帰った。

早速1錠飲んだので、大分落ち着いたが、倦怠感があったので眠ることにした。まあ体調を落としてしまっているので、血圧の管理や生活習慣もしっかりやらんといけなくなった。

現在日本で処方されている主な降圧剤は、ARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)という薬である。副作用が少ないといわれ、気軽に処方されている傾向がある。だが「血圧も下がり過ぎる」と重要な事態に陥るという事を知っていなくてはいけない。「薬が強すぎると、動悸・めまい、酷い時は失神に至る場合もある」とのこと。

ARBの代表的な薬には、ミカルディス、ブロプレス、オルメティック、アジルバなどがあるが、副作用として、失神、意識消失があるとされている。特に高齢者は倒れて骨折などの事態も在り得るので注意が必要だ。夏場[脱水状態になりやすい]や、利尿剤を併用する時などは、特に注意が必要だ。またオルメティックには、発疹、貧血、便秘、脱力感の副作用も報告されている。またARBにはカリウムを体内に溜め込む副作用も認められ、高カリウム血症になると、悪心、嘔吐、しびれ、脱力感、不整脈に陥ることがある。他に血管浮腫も注意。

カルシウム拮抗薬(ノルバスク、アグラート、アムロジンなど)は、血管拡張による顔面紅潮、頭痛、歯肉肥大(歯が見えなくなるほど腫れ上がる)など副作用がある。また最も古典的な降圧剤である「サイアザイド系の利尿剤」は、血中糖を増やすこともあり、糖尿病予備軍や既になっている人には使えない。また尿酸値も上がるので痛風治療者には使えない。また血中のカリウムの低下をきたし、筋肉に力が入らず、だるさ、虚脱感が起きやすく、更に不整脈を起こす場合もある。

このように降圧剤に限らず、薬剤は基本的に「毒」であるという認識が必要であり、出来るだけ「短期」で使うようにすべきものである。薬は薬を呼び(服用すると緊張し、血管が閉まるので、血圧が上がる☞降圧剤が処方される。またそれにより精神が不安定になれば抗不安剤が更に処方されるなど)治そうとした病気の他に病気を呼び込んでしまうケースもある。健康は正しい生活習慣をしていれば維持できる。また生体を正常に活動させる生体恒常性というものが備わっている。こういう面での規則正しい生活に留意すべきである。薬剤に頼り過ぎないことである。

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