そもそも「消費期限」、「賞味期限」とは、最終的に、販売業者や、メーカーなどの謂わば商品の加工に関わる人が定めている。したがって消費者である我々が、これらについて知っておくべきこと、知っていれば役立つことについて書いてみた。
消費期限☞「・・日まで安全」☞余裕を持たせて設定させているので、数日過ぎても問題は
ない。凡そ5日以内くらいで悪くなる商品が対象。
賞味期限☞「・・日まではおいしく食べられる」☞おいしく食べられる期限なので、その日では食べられないといいう意味ではない。(開封後は気を付けること)したがって期限が過ぎたから、廃棄するのは気が早すぎる。これが意外と理解されていないで、廃棄されている場合が多い。業界的には、メーカー返品に繋がり、メーカーも返品経費も当然原価に含めるので、とどのつまり消費者に負担が跳ね返ってくる。
しかし注意点がある。たとえば、消費期限ぎりぎりの豚肉を揚げてトンカツにして売る、それが売れ残り、またぎりぎりになったら、今度はカツ弁当(卵でとじ再び熱処理をする)にする。諸費期限の先送りみたいな話だが、しかしこれは「合法」。しかし「製造業者が責任をもって・・・」が大前提のはなしだが!しかし業界の「偽装体質・・」は相も変わらずだが! 量販店では、ロスを減らすために、「生で売れなかったら、揚げ物に!」は、常識だ! また回転寿しでも「海老天にぎり」とか「あなご天など、天ぷらにしたメニューが出ているが、店側から見ればロスの軽減措置であることに変わりはない。「消費期限の先送り」というのも、「なんだかなあ!?」という感じではないか?! 本来なら、最終的に商品にした(前述の例でいえばカツ弁当)時点を消費期限内にしなければおかしいのではないかという意見も当然出てくる。「消費行政」はどっち向いている?!てな話になって来てしまう!
日本は自給率が約40%(カロリーべースで)、賞味・消費期限ばかりが原因ではないが、廃棄される食糧が多い。ちょっと注意すれば防げる問題なのでロスを出さないように注意が必要である。
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