トランプ「米朝戦争なら戦費は日本が引き受ける」は本当か!? 官房長官は会見で「具体的やり取りは控える!」と発言!相変わらず職責を果たさず!非核化の場合でも日本経費負担求められる!
6・12の米朝会談の中止を公表したトランプ米大統領だが、その24日の会見で、日本として聞き捨てならない発言があった。
「万が一、北朝鮮との間で不測の事態が起きたら、その経費を韓国と日本が喜んで引き受ける。すでに話してある」
米朝が戦争になったら、その戦費を日本が喜んで引き受けるとは、一体どういうことか。安倍政権は既にオッケーを出しているということか。
きのう(25日)、菅官房長官はこの発言について会見で質問されると、こう答えた。
「米国との間で緊密な擦り合わせを行っていますが、具体的なやりとりについては控えたいと思います」
OKを出していないなら否定すればいいだけの話。トランプすり寄りの安倍政権のこと、本当に安請け合いしていそうだ。
又、戦争に至らなくても、非核化の場合でも、次の経費を求められるという話がある。
■国際原子力機関(IAEA)の査察の経費■
非核化への意思を示した北が国際原子力機関(IAEA)の査察を受けた場合、人員や機材の調達に必要な初期費用を支出する方針という。その額は最低でも3億5000万~4億円だ。
■軽水炉2基で4500億円■
もちろん、この金額で済むはずがない。1994年にカーター元米大統領が訪朝して、北に核兵器の放棄を約束させたときは、見返りとして軽水炉2基の建設資金を供与し、完成までの10年間、毎年50万トンの重油を供与することとなった。軽水炉2基の建設費用は45億ドル(4500億円)で、日本はその30%を負担。重油の費用は1年当たり1億5000万ドル(150億円)だった。
■北の今迄の核やミサイルの開発費■
「今回、米国が北に核とミサイルを廃棄するよう要求したら、これまでの開発費の補償を迫られる。核実験は1回3億ドル(300億円)といわれ、これまで6回行われたから単純計算で18億ドル(1800億円)。テポドンは1発1億ドル(100億円)で北は5~25発を所持。25発を廃棄させたら25億ドル(2500億円)払うことに。新たに軽水炉を2基建設したら、45億ドル(4500億円)を供与することになります。トランプ大統領は『日本は国が近いから』との理由で半分以上の負担を強いてくる筈である。
■ざっと見積もって総額幾ら!?■
ざっと合計しただけで8800億円。その半分以上を押し付けられるというのだ。
何でも「ごもっとも!」の我が国の首相の事だから、国民は心配である!
記事・画像 引用・参考元 日刊ゲンダイ
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