都知事の贅沢過ぎる海外出張の宿泊代とか、別荘問題!問われて答えている内容がおかしくないか!
舛添都知事が、海外出張の頻度や、その贅沢過ぎる宿泊費、また、公用車で神奈川県湯河原にある別荘に毎週通ったことなどが次から次へと問題視されている。それを糺された知事は、「法的に問題ない」とか、「足が痛くて自宅の風呂は狭い」とか、「車の中は動く知事室等」などと四の五の言っている。
「法的に問題がない・・」と言ったって、お手盛りの緩フン法律なんだから、そんなもんに照準を合わせて、「抵触していない」からと言って踏ん反り返っていていい訳がない! 「合法性」と、「正当性」は、本来なら一致する筈だが、政治資金や、歳費、出張費、文書通信費などを規定している法律は特に整合性がない。要するに、国民には厳しいが、自分たちは特権階級と言わんばかりの大甘なものになっている。即ち合法且つ「正当性がある」という意味にはなっていないのである。むしろ逆だ。本来なら罪に問われる事態も、問われないから、モラルは増々低下する。[今回の都知事の様に勘違いする]
本来住民を代表する様な人は、「正当性」というものに照準を合わせて仕事をしてくれなくてはいけない筈だ。それをより基準の甘い方に行き、居直る結果になる。傲慢と言わざるを得ない。要するに謙虚さ、インテリジェンス、見識というものに欠けるのである。
大体自分がやっている不始末を、自分で「問題がない!」と言ってどうする!そんなもんは都民(納税者)が「よいか悪いか」判断するべきことだろう!自分は謙虚に納税者の判断を待つという姿勢が必要だ。都民の税金を預かっている身なら、都民の税金で禄を食んでいるなら、少しでも無駄に使わず、ましてや、自分に関する経費は少しでも質素に、倹約しようと心掛けることが見識というものだろう。都民のお金を預かっているのだから。
1泊20万とかいう宿泊費を使って、当たり前だという感覚からは、都民の目線とは掛け離れたものになり、暮らし向きも当然知事には見えなくなるから、やろうとする都政も、「あっち向いて!ホイ!」みたいな的外れなものになる!都民から預かった金を使わせてもらっているという感覚があればこんな必要以上に贅沢な金は使わない筈だ!自分で稼いだ金だったら果たして使うか考えてもみろと言いたい。
もし泊まりたかったら差額は自腹を切ればよいだけだ。自腹を切らずに、税金に付け回しをするような感覚になれば、幾ら別荘でリフレッシュしようが、そこから堕落や、不正が始まる。権力を持つと、耳障りなことは誰も言わなくなる。よって「裸の王様」になりやすい。特権意識を持つという事は、庶民の感覚から、ズレ捲るという事になる。そういう感覚をもとにやる政治は都民と相反するものになる。結局は自分の政治生命も縮める結果を招く。
見識のある人は、指摘されたら居直らず、謙虚に振り返り、適切でなかったら謝罪し、改めるという姿勢がなければならない。近頃の政治家は、そういうことが出来ない輩が実に多い。舛添知事も、ここに来て、「別荘へは行かないようにする。私的使用と疑われる公用車の使い方を改める」とか言い出した。最初「合法だから問題ない」と判断したのだろうが、社会からの反発が大きかったから、そう言い出したのだろうが、それでは先見性がなかったという事だろう!それだけで政治家失格である!
不始末をしておいて、「問題ない!」と言い切ってしまっては、幾らお上には寛容な都民(国民)だって怒るわなあ! なにせ元資は税金だぞ! 身の程を知れ! ☜ そうだ!みんな怒っているのだ!
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