子供は親をよく見ている!将来「子供をダメにしてしまう」絶対にやめるべき親のNG行動10ケ条!
“子は親を映す鏡”と言われるように、子どもは親から良くも悪くも大きな影響を受けます。子どもの心身の問題についても、実は親の日常のちょっとした行動が原因ということが少なくありません。知らず知らずのうちに、子どもに悪い影響を与えているかも!? そこで、教育家のドロシー・ロー・ノルトさんと精神科医のレイチャル・ハリスさんの共著『子どもが育つ魔法の言葉』から、子どもをダメにする親のNG 10行動をお届けします。当てはまる項目がないかぜひチェックしてください。
■1:小言を言う
子どもは、例え「これだけは真似してほしくない」と思っていることでも、親の言葉や行動すべてをスポンジのようにぐんぐん吸収します。そのため、いちいち小言を言ったりいつも文句ばかり言ったりしていると、人をけなすことを覚えてしまいます。そして、「ぼくはダメな子なんだ」とやる気を失い、自分自身を責めるようになってしまいます。上手に叱ったり、肯定的な言い方をしたりするように心がけましょう。
■2:誰かを罵る
子どもは、敵意や憎しみの中で育つと精神が不安定になります。子どもによっては、乱暴なことになったり引っ込み思案な子になったりします。夫婦間や親子間で罵りあったり、暴力を振るったりしていませんか? そんなことを続けていると、子どもも同じことをするようになってしまいます。感情的にならないで、歩み寄ったりよく話し合ったりしてください。それは家族以外の人に対しても同様です。
■3:恐ろしい体験をさせる
子どもは、いつも恐怖を感じていると健全に成長できなくなってしまいます。人とうまく付き合えなくなり、何事にも消極的になってしまいます。何かに怯えているときは、優しい言葉とスキンシップで不安を和らげてあげましょう。
■4:心配しすぎる
子どもは、親がよく「どうしよう」「困ったな」と言っていると、暗い気持ちになってしまいます。そして、心配しすぎたり過保護になったりすると、それを重荷に感じます。子どもには子どもの人生があるので、やりたいようにさせてあげてください。
■5:バカにする
子どもは、バカにされると、おどおどしてなるべく目立たないように、陰に隠れるようになります。そして将来、引っ込み思案な子になってしまいます。失敗しても笑ったりバカにしたりせず、許して、受け入れてあげてください。
■6:誰かを羨む
子どもは、誰かと比べられて羨ましがられると、他人を妬んだり嫉んだりするようになってしまいます。その子のよさや素晴らしさ、幸福を認めてあげるようにしましょう。
■7:厳しく叱る
子どもに善悪を教えることは大事ですが、厳しく叱りすぎると無益なコンプレックスを抱くようになってしまいます。自信を失い、「自分は悪い子なんだ」と思い込み、どんどんダメな方向に進んでしまうのです。厳しく叱るより、子どもを支え、励ましてあげてください。
■8:余計な手出しをする
子どもに自分でやらせるべきことでも、時間がかかっているとつい手出ししてしまいますよね。「自分のことは自分でする」ということを学ばせるために、本人にやらせてあげましょう。
■9:物を粗末にする
子どは、家族が物を粗末にしていると、同じことをするようになります。例えば、服を出しっぱなしにする、ドアをバタンと閉める、などが子どもの中で当たり前になってしまいます。
家の中の物は、大切に扱うようにしてください。
■10:プライバシーを無視する
子どもは、他人のプライバシーを守ることを知りません。そのため、部屋に入るときはノックしないといけないことなどを教えないと、“夫婦のプライバシー”も守れなくなってしまいます。成長すると自分の身体を意識することも増えるので、まずは親が、子どものプライバシーを守るようにしましょう。子どもをダメにする親のNG行動10個、いかがでしたか? 「これ、ついやっちゃう!」と思ってしまった行動は、どうかこの機会にお子さんのためにぜひ改めてください。
【参考】
※ ドロシー・ロー・ノルト&レイチャル・ハリス(2003)『子どもが育つ魔法の言葉』 PHP研究所
引用・参考元 アメーバニュース 2016年11月05日 提供:It Mama
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