今度は「プレミアムフライデー」来年２月から実施へ! 効果は疑問！？

今度は「プレミアムフライデー」　来年２月から実施へ！効果は疑問！？

経済産業省や経団連、小売り、旅行などの業界団体でつくるプレミアムフライデー推進協議会は１２日、初会合を開き、毎月末の金曜に消費活動を促す「プレミアムフライデー」を来年２月２４日から実施すると決めた。買い物しやすいように従業員の終業時刻を早める取り組みも進めるという。

プレミアムフライデーは、各地のショッピングセンターや商店街などにイベントやキャンペーンを企画してもらい、買い物や外食、旅行など幅広い分野の消費を喚起するのがねらい。主導する経産省は広告費などとして、２０１６年度の補正予算に２億円を計上。協議会では今後、月末の金曜日は従業員が午後３時をめどに退社できるよう企業に働きかける方針だ。

消費者の購買マインドは、中々上がらないが、これは偏に将来に対する不安を拭えないからだ。若者は正規社員には中々なれず、同じ仕事をしても給料は同じではない。その正社員でも給料自体が増えない状況だ。ここが根本の原因であって、プレミアムフライデー等とアドバルーンを上げても、2次的な対策に過ぎない。下手をすれば時間が短縮した分、給料が減る可能性だってあるのだから、本末転倒という事だってあり得る。まあやっつけ的発想だけに効果は期待できない可能性が強い。

イベントの導入で消費を盛り上げる動きはほかにも出ている。今年１１月には、米国で慣例の商戦「ブラックフライデー」を日本の流通大手などが採り入れている。

引用元　ヤフーニュース　［朝日新聞社（栗林史子）］