信州女神岳の麓「野倉地区」<塩田から別所温泉に抜ける峠道の途中>に祀ってあった「夫婦道祖神」を訪ねてみた!
信州塩田には、生島樽島神社・前山寺・中禅寺など見所がたくさんあるが、これらの神社仏閣参拝を終え、別所温泉北向き観音に移動しようと思った。偶には今まで通ったことのない全く新しいルートで行けないかと思い、地図を見ていたら、山道ながら、女神岳の麓を抜け、丁度北向観音に出る峠道があることが分かった。よしこのルートを走ってみようと思った。
峠道に入り暫く走ったら、野倉という集落に出た。そこに「野倉の夫婦道祖神」という案内板があったので、車を停めて、行ってみることにした。信州では、安曇野辺りでは、田圃道の交差点などによく道祖神を祀ってあるが、東信の方にもあるのかなと思った。
さほど交通量の多い道でもなかったので、道路脇に車を停め、案内板の矢印の方にしたがって歩を進めた。
若干迷ったが、道祖神を見つけることが出来た。
それは自然石の前面に彫られた珍しい夫婦道祖神だった。「衣冠束帯(いかんそくたい)」の男神と「十二単衣(じゅうにひとえ)」の女神が仲良く手を取り合い誠に微笑ましいものであった。縁結びと家庭円満のご利益があるとのことだった。
この道祖神の他はさして何か見所があるという事ではなかったが、元来た道に戻る途中に「茶房バニ」という店があったので一息入れた。何か湧水があるみたいで、コーヒーもその水を使っているみたいだった。
さして急ぐ旅(?!)でもなかったので、山里の小さな集落を少し歩いてみた。沓掛温泉の方からくる177号線と交差するところに、「野倉民族資料館」なるものがあったので見学、写真などを撮った。
177号線に入り、15分くらい走ったら、別所温泉(別名信州の鎌倉)北向き観音の脇に出ることが出来た。
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