【緊急警告】起きなくて幸い!一応警戒を! 2月27日までに茨城・福島・千葉で大地震が起きる!! 熊本地震を予知した有名学者が断言!
2月19日夜、千葉県東方沖を震源とするM5.4、最大震度4の地震が発生した。実は、この地震を予測していた機関がある。それは、電気通信大学名誉教授の早川正士氏を所長とする「地震解析ラボ」だ。同機関が運営する有料サイト「予知するアンテナ」では、2月11日~18日に、茨城県・千葉県などでM5.0程度(内陸の場合)あるいはM5.5程度(海底の場合)の地震が起きると予測していたのだ。
そして現在、早川氏は「27日までに東北・北関東・九州などでM5前後の地震が起きる」と警告している。過去の的中例とともに、早川氏の最新予測を解説する。
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■早川氏の地震予測手法と実績■
まず、早川氏の地震予測理論について説明しておこう。地震発生の1週間ほど前、地下で地殻のヒビ割れが起きるが、それに伴い発生する電磁波が地表に出て、大気上層部の電離層で反射し、再び地上で受信される。この電磁波が発生する際の異変を各地の観測所で捉えて、地震発生を予測するというものだ。
そして、早川氏の名を一躍有名にしたのが、昨年の熊本地震(M7.3)を予測していたことだった。では、熊本地震を含め、この1年以内に早川氏が予測した地震で的中したと思われる例を以下に紹介しよう。
【予測】2016年4月8~19日:伊予灘~日向灘、M5.0前後(内陸)、M5.5前後(海底)
【地震】2016年4月16日:熊本地震、M7.3、最大震度7
【コメント】時期は的中だが、予測地域にズレがあった
【予測】2016年10月5~15日:福島県~千葉県北部、M5.0程度(内陸)、M5.5程度(海底)
【地震】2016年10月20日:千葉県北東部、M5.3、最大震度4
【コメント】予測地域は的中だが、予測期間から5日過ぎていた
【予測】2017年1月3~7日:東北~北関東、M5.0前後(内陸)、M5.5前後(海底)
【地震】2017年1月5日:福島県沖、M5.3、最大震度4
【予測】2016年11月24日~12月4日:福島県、M5.5
【地震】2016年11月24日:福島県沖、M6.1、震度4
【予測】2016年12月17~25日:茨城県、千葉県、福島県、宮城県、栃木県、M5.5
【地震】2016年12月20日:福島県沖、M5.5、震度3
【予測】2016年12月27日~2017年1月7日:宮城県、福島県
【地震】2016年12月28日:茨城県北部、M6.3、震度6弱
【コメント】予測地域は範囲外だった
以上のように、最近の地震発生をことごとく的中させている早川氏が、今月22日のテレビ朝日系の情報番組「グッド!モーニング」に出演した。
そこでの解説によると、早川氏は熊本地震の10日ほど前には前兆を捉えていたという。だが、電波による地震予知には弱点もあり、震源が深い地震だと電磁波の観測が困難になり、予測が難しくなって地震発生地域を特定しづらくなるという。前述のように、熊本地震の発生期間中の地震予測が「伊予灘~日向灘」となっていたのも、そのためだったようだ。
■27日までに千葉・茨城・福島でM5.0■
そして同番組に出演した早川氏の口から、最新の観測結果として、戦慄の予測が飛び出した。なんと「来週月曜日(2月27日)までに千葉・茨城・福島でM5.0程度」の地震が危惧されるというのだ。早川氏は、「ZAKZAK」(2017年2月21日)の取材も受けているが、そこでは最新の地震予測について次のように語っている。
「いずれも27日までの兆候だ。東北地方で震源が陸上、海底ともにM5.0前後、青森、岩手で最大震度3程度。東北地方の南側から千葉北部にかけて、陸上ではM5.0前後、海底ならM5.5前後。福島、茨城、千葉で最大震度4程度。東京、神奈川では最大震度2程度。九州、沖縄にかけて陸上ではM5.0、海底ではM5.5、最大震度は4程度」(ZAKZAK、2017年2月21日)
なお、「予知するアンテナ」を見ると、予想地域について「茨城県」を主体とし、他に「福島県、宮城県、千葉県」も範囲に含めている。もし内陸部でM5程度の地震となれば、決して小規模な地震で終わらないだろう。
それに早川氏は、「実際に起きる地震の規模は、予測を上回ることがある」とも語っている。
■注目すべき電磁波の影響と課題■
さて、早川氏も着目する地震の前兆としての電磁波だが、実は動物の異常行動を引き起こしたり、電磁波に過敏な人間が“体感”したり、あるいは電子機器や家電の誤動作を発生させたりするものと考えられている。筆者は最近、東京都小平市の二階家に玄関チャイムを増設したのだが、これが時々、誰も押していないのに勝手に鳴ることがある。どうも、これが前述の電子機器の誤動作の一つなのかもしれない。千葉県で地震があった19日の昼間にも、一度この「無人チャイム」が鳴ったのだ。引き続き、これらの現象にも注意しなければならない。
たしかに早川氏の地震予知については、まだ課題事項も残されている。その一つは、熊本地震の時のように、予測地域がズレる場合もあることだ。また、巷では「予測範囲が広すぎる」といった批判も出ている。しかし、電磁波観測による地震予知では、前述のようにある程度の誤差は仕方ない面もあるだろう。
この数年間の早川氏による地震予測と実績を見て、何よりも筆者が感じるのは、地震予測の精度が年々向上してきているのではないかということだ。予測の失敗から学習することも多いのではないかと推測される。今後も多くの経験を積むことにより、さらに正確な地震予知ができるようになることを期待したい。
記事・画像引用・参照元 Excite News<Tocana(百瀬直也)>
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