原発再稼働世論調査 反対55%賛成26%、差拡大傾向持続!
毎日新聞が11、12両日に実施した全国世論調査では、東日本大震災からの復興について聞いた。原発の再稼働に「反対」との回答は55%で、「賛成」の26%を大きく上回った。
安倍内閣は原発の再稼働を進め、九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)など3基が稼働中。関西電力高浜原発3、4号機(福井県)は再稼働後、大津地裁の差し止め命令を受けて運転を停止した。昨年3月の調査では「反対」53%、「賛成」30%で、今回は差がやや広がった。内閣を支持している層でも反対が賛成より多い。
東京電力福島第1原発事故による帰還困難区域の一部を「復興拠点」として整備するため、政府は来年度から税金を使って除染を進める。「税金を使うことには慎重であるべきだ」は47%、「除染を進めるため積極的に税金を使うべきだ」は34%。除染費用はこれまで東電が原則負担してきたうえ、拠点整備が住民の帰還を促すのか見通せないことなどが、慎重論につながっているようだ。
震災から6年がたち、国民の被災地への関心が薄れたと「よく感じる」は24%、「ときどき感じる」は48%で計72%。昨年3月調査の計79%から大きな変化はなかった。節電に「大いに取り組んでいる」は17%、「少し取り組んでいる」は49%。2012年7月調査では「大いに」「少し」で計8割を超えていた。
記事・画像 引用・参考元 Yahoo News <毎日新聞社>【浜田和子】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170313-00000000-mai-pol
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