歳を取ると「🎶3日遅れ~♬の筋肉痛」が起きる!若い時は翌日起こったのに!それは何故!?
若いころは、チョットした運動をやれば、翌日筋肉痛が起こったものだが、歳を重ねると「🎶3日遅れ~♬ の筋肉痛」が起こる!? それは何故なのか? その原因は、歳をとると、若いころより、「血行が悪く」なっているからだ!どうして血行が悪くなると、痛みが出てくるまでに時間が掛かるようになるのか?
「痛みの専門院」の坂戸孝志医院長の説明は以下の通りだ。そもそも筋肉痛とは、どんなものかというと、筋肉組織の損傷を修復するための物質が集中し、血流が悪くなることで起きるという。そういう状況の中で、血管を拡張しようとして、「ブラジキニン」などの物質が集まってくるのだが、これらは一定量を超えると、「痛み」として感じる。これが筋肉痛の正体である。上腕をギュッと締め付けていると、腕が痛くなるが、これは血管を拡張しようとブラジキニンが集まってくるからなのだ。筋肉を修復する物質や、血管を拡げるブラジキニンなどが結集するまでは、ある程度時間が掛かる。
若いうちは、血流が早いから、それらのスピードも速く、従って筋肉を修復する白血球の量も多い。したがって筋肉痛も早く表れるという理屈なのです。
一方歳をとると、血流そのものが遅い上に、ブラジキニンや筋肉修復の白血球の量も減少しているから、筋肉痛もそれなりに時間が掛かって痛みが出るのが遅く表れるのだ。即ち「「🎶3日遅れ~♬ の連絡船」状態になってしまうのだ。
ただ一概に遅くなるとは判断できない。例えば、同じ70歳でも、元気に動き回っている人と、そうでない人では、当然前者の方が痛みが早く出る。日ごろから体を動かし、血流を促せば、肉体年齢を若く保つことが出来るという事になる。即ち本人の心掛け次第という事である。億劫がって家に閉じ籠っていれば、血流はますます悪化の一途をたどり、筋肉痛も2・3日遅れで起きるのが常態化する。
即ち老人化が進むという事になってしまう!
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