【天然記念物】高瀬渓谷の噴湯丘と球状石灰岩を目指したが、小生には無理と引き帰るえざるを得なかった!残念!
信州大町市は、天然記念物が多い。JR大糸線大町駅を下りると、真正面は3000m級の山が屏風のように連なる北アルプスである。147号線を、白馬方向に向かって走って行くと、やがて一中東交差点にぶつかる。此処を左折し、326号線に入り、北アルプスに向かって走る。高瀬川に沿って尚も走ると龍神湖に出る。葛温泉を経て、暫く行くと、七倉、山の神と2つの長いトンネルの切れ目に入ると、左手に七倉ダムが見える。かなり山の中に分け入った感じだ。
暫く走ると、岩を積み上げたような大きな壁が目の前に迫ってきた。
東京電力が管理する発電用ダムで、富山県の黒部ダム(黒部川)に次ぎ日本第二位の高さ・176メートルを誇る巨大なロックフィルダム。
ただ岩を積み上げたようなもので、大量の水の水圧を押し留められるのか不思議なダムだった。
このダムから先は、地図を見ると、途中から登山道になっており、車で入れるかどうかわからず、大分日も暮れて来たので、今回はここまでにした。この先には、高瀬渓谷の噴湯丘と球状石灰石 と記された場所があり、是非見たかったのであるが、次回を期すことにした。今回は画像をお借りして掲載させて戴く。(マップの下に続く)
☝ 大町市観光協会公式マップより転載
名称 高瀬渓谷の噴湯丘と球状石灰石
天然記念物
長野県大町市大字平
高瀬ダムから高瀬川を遡ること数時間,槍ヶ岳を源流とする水俣川と湯俣川の合流点に達する。ここから湯俣川をわずかに遡った左岸に噴湯丘が展開する。段丘上の噴湯丘は,噴気が止んで崩れかけているが,河岸には現在も噴湯丘が成長しつつある。河岸の斜面に上り,クリーム色の噴湯丘の頂部を覗くと,直径数十cmの湯溜まりの中で,僅かにピンクがかった熱湯が勢いよく沸き上がっている。周辺の川の中を歩いてみると,至る所で湯が沸き出しており,噴湯丘の発達の様々なステージを観察することができる。球状石灰岩は,古い噴湯丘の中にも,現在活動している噴湯丘にもみられる。泉温は噴湯丘で約85℃,まわりの湧出口では80~50℃である。極めて珍しい自然現象である。
信州の北の端、秋山郷という「秘境(昔は冬季6ヶ月間、豪雪に阻まれ陸の孤島となった)」の地があるが、ここにも、河川敷を自分で掘って湯に入るという切明温泉があるが、ここもその様な趣で自分専用の温泉に入れそうな雰囲気だ。
後でHPを見たら、高瀬ダムより先は、槍ヶ岳の登山口にもなっており、かなり熟練を要す登山道で、一部壊れた釣り橋などもあり、ど素人の小生などが行くのは無理だと判明した。戻って正解だった。
参考 文化遺産On Line
参考 Weblio
画像元 yjimage(球状石灰石)
画像元 yjimage(高瀬ダム)
画像元(球状石灰石)
コメント