広島高裁!伊方原発の運転中止判決!四国電に想定外の衝撃=燃料費年420億円増!
広島高裁による四国電力伊方原発3号機(愛媛県、定期検査中)の運転差し止め命令は、再稼働を梃に収益改善を見込んでいた同社にとって想定外の衝撃だ。
13日夕に東京都内で記者会見した東京支社の山野井勝弘副支社長は「裁判というリスクが顕在化してしまった」と肩を落とした。原発を保有する他の電力会社の類似訴訟にも影響を及ぼす可能性がある。
四国唯一の原発である伊方原発(1~3号機)のうち、3号機(出力89万キロワット)は昨年8月に再稼働し、定期検査のため今年10月に停止した。今回の差し止め命令で、予定していた来年1月の発送電再開は絶望的となった。
判決によると、運転停止期限は来年9月末。火力発電9基(計339万1000キロワット)の稼働率を引き上げることで電力供給に影響は出ない見通し。ただ、天然ガスや石炭を多用するため、年間の燃料費は最大420億円膨らむ。2017年3月期の連結営業利益(200億円)の2倍以上の規模だ。
記事・画像 引用・参考元 Yahoo News <時事通信>
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171213-00000160-jij-soci
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