国民そっちのけ!自民総裁選!石破氏応援の市議恫喝で大炎上…首相側近「西村vs萩生田」の醜い“茶坊主”の出世争い!
「安倍3選」が確実視される総裁選で、「石破の応援演説に参加すれば将来に差し障る」と、神戸市議を恫喝した西村康稔官房副長官(55)。「安倍支持に回れ」と圧力をかけたのだから前代未聞だ。
西村氏が市議にまで圧力を掛けたのは“天敵”である萩生田光一幹事長代行(55)との“手柄争い”が原因だと専らだ。 西村氏と萩生田氏の2人は、2003年衆院選で同期当選、学年も近い。どちらが安倍首相の寵愛を受けるか忠誠合戦を繰り広げているのは有名だ。
■現在、西村氏が劣勢に立たされているという■
「萩生田さんの地元・東京は、都議会議員をはじめ『安倍支持』でほぼ固まっています。ところが、西村さんの地元・兵庫はもともと、石破支持者も多い。総裁選では、開票後、都道府県毎に地方票の内訳が判明します。もし、東京が『安倍7:石破3』だったのに対し、兵庫が『安倍3:石破7』といった結果になったら、『総理に恥を掻かせた』『地元をまとめられなかった』と批判されるのは確実です。地元市議が公然と石破支持で動いたら尚更です。恫喝してでも市議にストップを掛けたかったのでしょう」(永田町関係者)
萩生田氏は15年から2年間、官房副長官を務めた。西村氏も昨年8月に官房副長官に就任。両者が「次は大臣」と内心思っていてもおかしくない。西村氏が必死になって功を焦る理由は他にもある。
「西村さんは、西日本豪雨発生時に開いた飲み会『赤坂自民亭』での様子をSNSにあげ、大炎上させた張本人です。安倍応援団は『あのバカのせいだ』『官房副長官をクビにしろ』とカンカンです。汚名を注ぐのに必死なのでしょう」(安倍陣営関係者)
安倍陣営では、自称側近3人衆の下村博文元文科相、萩生田氏、西村氏が勝手バラバラに動き顰蹙を買っているという。「最側近はオレだ」と、“茶坊主”争いに血道を上げている。視線の先に「国民」はいない。
(私見)
実質総理大臣を決定する、自民党総裁選である!現職総理は、現役総理の優位性を元に、実績を大いにアピールするのが普通である。然るに今回の総裁選においては、現職で優位性の強い総理が、討論を只管回避するに至って、何が選挙だという形相を初めから呈していた。「現役総理がいるのに、選挙に出るとは、辞めろという事か」と選挙そのものの意味が解っていないような発言をしてみたり、対抗馬の応援をしたら、向こう3年間は干されると思えなどと、凡そ民主主義の枠を外した、めちゃくちゃな選挙になってきた。
その挙句の、茶坊主の己の出世を浴した、総理にたいするゴマすり合戦ときたもんだ。どこに政策の「せ」の字があるというのか。国民不在の、国民苛めの、「情け」も何もない極悪非道の政権其の儘に、国民の生活の向上、国民のための政治などお構いなしの、己の出世を目指し、凡そ公正な選挙などが出来ないような恫喝に明け暮れている。
こんな選挙の果てに、3選を果たした総理の政策とは何ぞや。国民の生活など眼中にない、不正直・不公正な政治しかない。何をやっているのか自民党!
記事・画像 引用・参考元 日刊ゲンダイ
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