北朝鮮ミサイル発射の狙いは…? 北朝鮮の思惑を分析!
今回の北朝鮮のミサイル発射の狙いについてどうみているのか?韓国・ソウルから藤田賢治記者が伝える。
アメリカとの決定的な対立は避けたいが、金日成主席の誕生日前後の注目される時期にアメリカに屈したようにみられたくない。発射からはそういった考えが透けてみえる。
アメリカが容認出来ないのは、北朝鮮がアメリカ本土を射程にいれるICBM(=大陸間弾道)ミサイルの発射実験に踏み切ることだが、アメリカ政府は今回発射されたのは中距離弾道ミサイルと分析している。つまり、北朝鮮としては発射でミサイル開発を続ける意思は示した、しかしアメリカの逆鱗に触れるICBMは撃たず、決定的な対立は回避した。そう言えると思う。
アメリカは、かつてないほど北朝鮮への圧力を強めている。中国もアメリカに強く促され新たな制裁に踏み切りつつあり、北朝鮮はこれまでとは違うレベルの脅威を感じている可能性がある。事実、先週の最高人民会議では19年ぶりに外交委員会を復活させ、対話の模索に向けた兆候もある。
ただ、北朝鮮は今月25日にも軍の創立記念日という節目を迎えることから、当面、緊張状態は続くことになりそうだ。
引用・参考元 ヤフーニュース <日本テレビ系(NNN)>
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北朝鮮が発射失敗か ICBMの可能性低く
アメリカとの緊張が高まる中、北朝鮮が16日朝、弾道ミサイルを発射し、失敗したとみられている。
北朝鮮がICBM(=大陸間弾道ミサイル)の発射に踏み切ればアメリカとの対立構図は決定的になるが、今回の発射はICBMではないとの見方が出ている。
韓国軍とアメリカ太平洋軍によると、北朝鮮は日本時間午前6時21分に東部の咸鏡南道・新浦付近から弾道ミサイルを発射したが、直後に爆発し失敗したものとみられる。ミサイルの種類については分析が進められている。
アメリカは北朝鮮がアメリカ本土を射程に置くICBM(=大陸間弾道ミサイル)の発射実験に踏み切ることに神経をとがらせているが、韓国軍関係者は「詳しくは明かせないが新浦という場所はICBMを発射するには制限が多く、今回がICBMである可能性は低い」との見方を示した。
アメリカは「トランプ大統領は北朝鮮がミサイル発射に成功しなかったことを認識している。大統領からこれ以上のコメントはない」としている。
引用・参考元 ヤフーニュース <Q TV News24>
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