青森八戸市「八戸高校(八高)」に初の女子応援団長誕生!奮闘す!
バンカラで知られる青森県八戸市の八戸高校応援団に、同高校史上初とみられる女子の団長が誕生した。着古してほつれや裂け目のある羽織をさっそうと着こなすのは、団でただ一人の2年生、大和史織(やまと・しおり)さん。「先輩の背中を見て学んだ、伝統の応援を引き継ぐ歯車になりたい」と宣言する。
大和さんは9月、全校生徒による信任投票で団長に就任。空手部と掛け持ちしながら、男子2人、女子2人の1年生を率い、同高校野球部の試合などでエールを送っている。
同高校創立100周年の記念誌によると、同高校応援団は旧制八戸中学時代の1925年に結成。顧問の清川和幸教諭(53)によると、50年の同高校男女共学化後も男子団員だけの時代が続いたが、近年は女子が増えてきているという。
☝八戸高校応援団長の大和さん
清川教諭は80~81年度の団長で、当時は男子のみを率いていた。後輩でもある大和さんについて「下級生を指導する様子を見ると、まだ団長らしくとは言えないが、上級生らしくなってきた」と成長を見守る。
根城中3年のころも、美術部に所属しながら応援団長を務めた大和さん。同高校入学後すぐの応援歌練習での団員の姿に「かっこいい」と引きつけられ、入団を決めた。男子団員の破れた制服に象徴されるバンカラなどの伝統が、現在も受け継がれているところが一番の魅力という。
今後は、歌われなくなった応援歌の復活に取り組む計画も立てている。本来は前に出ることが好きではないという大和さんだが、「団長になったからには、できる限りのことをやっていきたい」と、りんとした表情を見せた。
引用・参考元 toonippo <toonippo >
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2016/20161021018926.asp
画像 同上 引用
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