【神社仏閣めぐり】お滝不動尊の見守る足元から湧き出る貴い水は海老川の源水!
御滝山金蔵寺は千葉県船橋市金杉にある真言宗豊山派の寺院で、御滝不動尊と呼ばれている。吉橋大師八十八ヶ所巡りの第58番目札所でもある
習志野市に住んでいるが、滝不動の傍を結構通っていたので、どんなところかと思って、本日参拝と相成った。隣に公園があって、静かな雰囲気の場所だった。山門を潜ると、鬱蒼とした森になっていた。澄んだ空気を吸いながら進むと池があり、その先に仁王門があり、その右脇を下ると、不動尊が立たれており、当寺の名前にもなった「滝」が落ちている。
仁王門まで戻れば、そこから先は、諸堂が立っており、新しく建てられた様な堂や、創建当初からあるような古いお堂もある。境内はそれ程広い訳でもないが、参拝者は小生1人しかおらず、ゆっくりと諸堂を巡ることが出来た。
御滝不動尊の起源については、諸説伝えられているが、一般的に広まっている話によると、創建は、1423年(応永30年)。現在の境内付近は夜も明るくなるほど輝き付近の村人を恐れさせていたと言われ、応永13年(1423年)正月に、越後国から常陸国の守護大名佐竹義仁に招かれ、通りかかった能
勝阿闍梨がこれをあやしく思い、21日間の護摩を修すると、ある夜、夢に円仁(平安時代初期の天台宗の僧、最澄の弟子)があらわれ、自身が心をこめて刻んだ不動尊がこの地に埋まっているとのお告げから、早速、金杉の村人の協力を得てその場所を掘ると円仁作を記した木造があらわれ、その掘った跡から水が湧き出し、滝となったという。そのことがきっかけとなり、御滝信仰が起こり、小堂をたて木像が安置され、金蔵を置いたことから金蔵寺と呼ばれるようになったとされる。
参考 ウイキペディア
画像 オリジナル
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