結局現政権に与する「都民ファースト&国民民主」!…西東京市議選で惨敗!救いがたい不人気!凋落の一途!
来年は4月に統一地方選、夏に参院選が予定されているが、東京都の西東京市議選でそれを先取りするような選挙結果が出た。
東京・練馬区に隣接し、池袋駅から電車で20分程度の西東京市は、都心で働くサラリーマンのベッドタウン。その時々で投票先を変える無党派層が多い地域だ。23日投開票だった市議選の投票率は36.84%(前回40.77%)で、過去最低を更新した。
そんな中、注目だったのは、小池百合子都知事が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」の凋落ぶりと「国民民主党」の不人気ぶりである。
■定数28立候補者33で、5人落選枠のうちの4人がこの2党関係者■
市議選は定数28に対し33人が出馬。つまり落選枠は5人なのだが、そのうちの4人が都民ファ関係者だったのである。しかも3人は現職だった。
「都民ファ公認の1人(現職)は、ポスターに小池都知事の顔写真を載せ、小池支援を前面に打ち出していましたがダメでした。無所属で出馬して落選した2人(現職と新人)は地元に2人いる都民ファ都議の支援を受けていました。国民民主党公認で出馬した1人(現職)も落選し、この候補も都民ファ都議の支援を受けていました」(地元関係者) 都議選での大旋風から1年半。定数28の市議選でわずか1人の公認候補すら当選させられない都民ファは、もはや政党の体をなしていないし、哀れと言うしかない。
玉木雄一郎代表が率いる国政政党の国民民主党も悲惨だ。国民公認で戦った候補も1人丈で、それすら当選させられなかった。因みに立憲民主党公認の2人は何れも当選した。
「都民ファの看板小池都知事は、通用しないどころか逆効果であることがハッキリしました。都議会にも衝撃が走っていて、早晩、都民ファは分裂するのではないか。既に、次期都議選を睨んで、自民党への移籍を希望する都民ファ都議も出てきています」(都政関係者)
<この自民党に移籍するだろうという事実こそ、都ファースト不人気な原因なのだ>
国政では、衆院で先週、無所属の会の6人が立憲会派に入会を決め、参院では25日にも、無所属の4人が新たに立憲に入党する見通し。衆参ともに立憲へ雪崩を打つ動きが止まらない。
来年の選挙、小池と玉木には辛い結果が待っていそうだ。
(私見)
小池都知事も、玉木代表も、非常に中途半端である。革新的な面を装うが、何時自民党をアシストするか分からないという側面を持つ。世の中を変えるとうたいつつ、その実自民党政権に与するというのでは、シビアな都民は納得しない。要するに現状の選挙民においては、現政権の反動性、独裁性に反発と危惧を抱いているから、とどのつまり現政権に同調する都民ファーストの会,国民民主党など歯牙にも掛けないのだ。
記事・画像 引用・参考元 日刊ゲンダイ
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