【雑感】 雪の降らない地域に比較して、雪国のハンデイ

今年はなんだかんだ言っても暖冬だったと思う!雪が積もって雪掻きをしたのは2回くらいしかなかった。雪が降ればアパートの駐車場の雪掻きをしなければならい私にとって今年は大変楽な冬だった。

私の子供の頃は、70センチくらい積もるのはザラにあったし、その雪も直ぐには解けずに、日陰などでは、結構長く凍った雪となって残っていたように思う。そういうことを思い出す度に、やはり近頃は暖冬なんだと思う。

雪の降らないエリアの方には、想像つかないかも知れないが、雪とは大変億劫で厄介ななものなのだ。雪の降る前触れは、低く垂れこめた黒っぽい雲が立ち籠るが、その風景からして先ず気が滅入る!近頃は台風並みの風も吹く場合も多いから尚更だ!

雪の降るエリアは相当なハンデも付く。車だって、スノータイヤだ、やれチェーンだと買い揃えなくてはならないし、家の前くらいは雪掻きもしなくてはいけない。

私は既に退職している身だが、豪雪地帯の支店では、出社次第先ず雪掻きから始まった。車もすっかり雪に埋もれてしまっているから、雪の中から、車を掘り出さなくてはならない。午後1時くらいまで掛かってやっと雪掻きが終わる。外勤の稼働時間も、雪のない支店に比べれば、半分以下しか確保できない。帰社時間も遅くなる。ハンデイがあるとはいえ、当然実績不振の理由には出来なかった。

私は今まで雪の坂道で、スリップして、3回転くらいして、辛うじてガードレールに引っ掛かって停まったという経験を3・4回経験している。対向車が来ていたら、お陀仏という事態にも遭遇した。あの滑りながら、回転する、長いような恐怖な時間は今思い出してもぞっとする!

屋根の雪下ろしも命懸けだ。毎年何人か犠牲者が出ている。そんな訳で、雪の降るエリアでは、経済的にも、(大げさでは決してなく)命的にも負担となる。

それでも2.3日前、外に出てみたら、蕗の薹が結構顔を出していた。早速摘んで蕗味噌にして季節の味覚を楽しんだ。今年は楽な冬だったので、4月の後半頃に雪が降るかも知れない。信州では5月の連休を過ぎても雪が降る時もある。自然は帳尻を合わせるからなあ!

春が待ち遠しい!

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