信州も漸く松本や、上田辺りまで、桜の開花宣言がなされた。北信の須坂・高山村は後1週間くらい掛かるのではないかと思われる。そこで「プレさくら紀行」と銘打って、須坂・高山村の櫻をシリーズでご案内します。北信の春は桜を含め、長い雪の季節を耐え抜いて、一斉に花が咲き競う季節です。一度お越しになり、春の息吹をご堪能ください!
光明寺の枝垂れ櫻! 初めてこの桜を見に来た時、余りにも達筆な字で書かれていたため、「高以寺」と間違えて覚えてしまい、暫くそれに気が付かなかった。不覚であった。山号は、野辺山。」室町時代は唯称寺といい浄土宗。元和5(1619)年、光明寺となる。開祖は但唱(たんしょう)上人で、天台宗に改宗。本尊は阿弥陀如来像。但唱上人作の弾誓(たんせい)上人立像(但唱の師)・雨乞地藏立像がある。高甫地域づくり推進委員会平成25年3月「高甫地域 史跡ハンドブック」からの抜粋!
既に掲載した、「廣正寺」から、徒歩でも、2.3分のところにある。こじんまりとしたお寺であるが、小さな山門の脇には、郵便受けなどが設置されていたりして微笑ましかった。このお寺の特徴は何といっても、入り口脇にある枝垂れ桜だと思う。濃い目の花が咲き、大袈裟に言えば、山門先までも枝垂れのカーテンが掛かっている。廣正寺のエドヒガン桜を見て、大日方の観音堂夫婦桜を目指し、車を走らせたら、直ぐ目に入った櫻だった。以後毎年桜を愛でに寄っているお寺である。
須坂の代表的な桜。 延命地蔵のアズマヒガン桜(掲載済み)、観音堂の夫婦枝垂桜(掲載済み)、廣正寺のエドヒガン桜(掲載済み)、弁天さんの枝垂れ櫻(掲載済み)、光明寺の枝垂れ桜、長玅寺(ちょうみょうじ)の枝垂れ桜(掲載済み)・・いずれも200~500年の銘木です!是非ご覧になってください!
須坂市の隣の、上高井郡高山村は、枝垂れ櫻の銘木が、村内の10余箇所に点在する。中でも高山五大桜と言われる、「坪井のしだれ桜(掲載済み)」「水中のしだれ桜(掲載済み)」「黒部のエドヒガン桜(掲載済み)」、「赤和観音のしだれ桜」「中塩のしだれ桜(掲載済み)」は、特に素晴らしい桜です。他にも枝垂れ桜の古木が多い場所です。比較的狭い範囲に点在しているので他の桜も一緒に回ってみてください。
記事引用・参考元 信州須坂のお宝
画像・動画 Original
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