ゲリラ豪雨に遭遇したときは「低体温症」に注意!
近頃は異変的な天候になることが多い!猛暑でしばしば遭遇するのは「ゲリラ豪雨」です。ゲリラ豪雨とは、正式な気象用語ではないが、突然の局所的豪雨として如何にも相応しい言葉になっています。
信州では、1日高い気温が続いた日の夕方には決まって雨が降ったものだが、それはまさにゲリラ的で、一本隣の道路では、ザーッと雨が通り過ぎていくが、こっちの通りは全然雨が降っていないというようなことが儘あった。これを境に暑かった気温も一瞬におさまり涼しさを感じたものだ。
現在のゲリラ豪雨は、そんな情緒的なものではなく、被害を出すほどの大雨のようだが、注意すべき点は、「低体温症」だという。傘を差していても、飛ばされたり、折れたりして、びしょ濡れになってしまう事も多いだろう!一般にゲリラ豪雨の時は、上空の寒気が吹き下してくる事も多く、風に晒されると寒さを感じます。濡れた体からは、気化熱が奪われ、体温が一気に奪われてしまう。体内の熱生産が追い付かず、低体温状況が続くと、悪寒を感じ、手足に震えがきて、思考力、判断が低下し、意識が混濁し、最悪生命の危険を来すこともある。
そうならない為にはどうするか。先ず天気予報に注意して、予め、天候の急変に備えて、雨具、タオルなどを準備しておくことです。タオルを首に巻くだけでも、保温効果を得られ、低体温症を防ぐことが可能です。夏は屋外でのイベントなども多いので、ゲリラ豪富に遭っても大丈夫な様にしておきましょう!
※日刊ゲンダイ 気象予報士資格も持つ医師が教える「病気予報」シリーズ 立川病院脳神経外科医長 福永篤志氏コラム参照。
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