町内運動会(須坂市八幡町)に遭遇!人口は減っているが、町内行事が延々と続いている事は嬉しいことだ!
健康のため、出来る丈歩くようにしている。本日は、打ち合わせのため、約2kmほど先のマックまで歩いていくことにした。森上小学校まで来たら行進曲が聞こえた。運動会だった。昔の運動会と違い、人数がやたら少ない。「やはり子供が減っているんだなあ!」とおもった。約束の時間迄に40分も時間があったので、ちょっと見て行こうと思い校庭に入った。
よく見ると、観覧席(応援席?)には、「1区、2区・・・」とか書かれていて、「何か雰囲気が違うなあ!」と思い、会場の様子をよく見たら、学校の運動会ではなく、八幡町の「町の運動会」だった。須坂に戻って、7・8年になるが、「町内運動会」を見るのはこれが初めてだった。小生が子供の頃は、何処の町でも、運動会をやっていたものだが、その頃は結構人も集まり、盛大にやっていた。
今は、登下校時しか、子供の姿を見なくなった。昔は、学校が休みの日や、退校時は、町内を児童が飛び回って遊んでいたものだ。小生の母校(小学校)も、1600人くらいの児童数だったが、今は650人くらいだそうだ。それに少子化もあり、1世帯でも、多くても精々4人くらいの家族になっている様だから、この様な運動会も、開きたくとも出来ないのではないかと想像する。
さてその八幡町の町内運動会であるが、なるほど昔に比べれば、人数は減ったのであろうが、それだけに「和気あいあい!」の温かい感じのする運動会であった。
信州人気質というのがある。それをテーマに書いた小生の記事があります。その中に「我が町」「本上町(ほんかんまち)」の町内運動会に、ついて書いてある部分があるので、ここでも記しておこうと思う。町内運動会と、信州人気質というものが、お分かりいただけると思います。
さてここで信州人の拘りの強いというエピソードをご披露!? 信州人は町内会の運営1つとっても、馬鹿ッ丁寧というか、大袈裟である。1月に新年会を兼ねて、その前に総会をやるのだが、普通総会なんて、役員が一通り報告して、「ご異議ございませんか?」と一声掛けて、シャンシャンで、ものの15分もあれば終わりますが、信州の場合は少し事情が違います。我が所属する町内会総会の模様を報告すると、先ず質問が必ず6・7件出ます。それに対して、ああでもない、こうでもない、前例はあるのか?と侃々諤々の質疑応答があります。その中の質問者の中には、質問だけで、10分くらい長々とおっぱじめるうるさ型のおっちゃんが必ず1人か、2人は居るのです。議長が「程ほどに~」と暗に窘めても一切お構いなしです。こうして総会だけでも延々と1時間を優に超えるのです。[11:30に招集して、新年会は2時からです] また質問をさせないと却ってクレームが出て、その時間以上に架かるので、皆お手上げです。
もう1つ例を。今はしていませんが、小生の小・中学生頃までは、町内運動会なるものを毎年やっていました。企画や運営は、そこらの学校も顔負けの大運動会です。町の中には隣組というものがあり、当時は子供の数も、住人も多く、隣組対抗戦でやるのですが、この組対抗戦というのがまた大変で、プログラムも終盤に近づいてくると、優勝しようと思って、一層ヒートアップするのです。そうするとですねえ! 終盤にやたらと「物言い(!?)」が付くのです。「やれフライングだ!」「号砲が鳴る前に引っ張った」「走者が白線の内側を走った!」などなど。これが延々と続くのであります! クレームの当事者は、自分のクレームが通れば、「もうけ!儲け!」と帰ってくるんだから、自分でも無理難題と承知しているという事になるのではないかと思うがお構いなし! まあ少しでも疑義があれば糺さねば気が済まないのだろう!
まあ生まれてからずっと信州に暮らしていれば、全然苦にはならないと思うが、<また信州人は全国何処でもそうだと思っているから一層始末が悪い>付き合わされる信州人以外の人は堪ったものじゃないと思う。[小生は42年も信州を離れていたからこんなことも判るのだが]方言もどんどん消えているが、果たしてこの信州人気質は如何に!
記事 Original
動画・画像 Original https://youtu.be/hr01u9WFtEE
此方もご覧ください!
【故郷信州考】信州「南北戦争(!?)」未だ継続中!信州人気質について!
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