築地仲卸業者組合長伊藤淳一<移転推進派>3選ならず ! 移転反対派トップの誕生で石原氏に戦慄走る!

この国の行方

築地仲卸業者組合長伊藤淳一<移転推進派>3選ならず ! 移転反対派トップの誕生で石原氏に戦慄走る!

 

■これで豊洲市場への移転がますます難しくなったのは間違いない■

 

築地市場の仲卸業者からなる「東京魚市場卸協同組合」が31日、任期満了に伴う理事長選を実施した。豊洲市場への「移転推進派」の伊藤淳一氏が3期目を狙ったが敗北。「反対派」の早山豊氏が当選した。

 

理事長選は、前日の理事選で選ばれた29人の理事による互選。市場関係者によると、結果は22対7と反対派の圧勝だったという。「豊洲の地下水モニタリングで、環境基準超えの有害物質が計72カ所で検出されたことが大きく響いた」(市場関係者) 「移転反対」を訴える理事長の誕生は、今後の市場の行方に影響を与えるだけでなく、仲卸業者以外の事業者団体にも波及する可能性がある。

 

「買い付け人や飲食店関係者らが所属する組合、市場内での物販や運送業者などの組合は、もともと反対派が多い。理事長が推進派の青果事業者の組合も、細かく話を聞いてみるとやはり、『反対』の声が根強いのです。今回の結果をきっかけに、仲卸以外からも『反対』の声が上がってくるでしょう」(前出の市場関係者)

 

■小池知事は「断罪」の大義を得た■

 

こうなると追い詰められるのは、石原慎太郎元都知事である。反対派の市場関係者らは各種会合で、「慎太郎が戦犯だ」「責任を問うべき」と、みな口を揃えている。今後、「慎太郎断罪すべし」の声が広がっていくだろう。

 

小池知事は、この状況を「待ってました」とばかりにほくそ笑んでいるに違いない。慎太郎氏を表舞台に引っぱり出す大きな材料となるからだ。「小池知事も以前から今回の理事長選の結果に注目していました。反対派が大差で勝てば、『慎太郎断罪』の“大義”を得ることになるからです」(都政記者)

 

市場関係者の怒りを背景に攻勢をかける小池知事に対し、慎太郎氏は今、大慌てで“防御策”を練っているようだ。都政に詳しいジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう言う。「小池知事が豊洲の用地購入を巡る住民訴訟で、都の方針を変えてまで石原氏の責任の有無を調査することを決めました。石原氏も小池知事に対抗するため、いよいよ本腰を入れ、当時の関係者らに対し調査を始めたようです。今回、豊洲移転の当事者である市場関係者が選挙で意思表示をした。次は元知事の石原氏が説明責任を果たす番です」  慎太郎氏の“逃げ道”は徐々に狭まってきた。

 

平素厳しい(いわれなき差別的な)発言を繰り返してきたんだから、自らの発言を、自らに波及させ、(間違いがないというのなら尚更、出るところに出て、きちんと対応すべき!相手には厳しく、自分には甘い近頃の悪い風潮は自らの言動で糾せ!)

 

 

記事・画像 引用・参考元 日刊ゲンダイ

News http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/198650

 

 

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