【神社仏閣巡り】 3月下旬、このところ、気温の差が激しかったが、本日は初夏の陽気!健御名方神社 (須坂市郷原)に参拝する!
「健御名方神社は須坂市日滝小学校の西隣にある神社である。このところ、寒かったり、また汗をかくような不安定な日が続く。寒暖の差が激しい。高山村に所用で来たが、次の訪問先に行く迄に、時間が少し空いたので、途中にある健御名方神社に寄ってみた。
昔より日滝の本郷、大谷、高橋地区の鎮守の神社で、その名の通り祭神は「健御名方命」である。「健御名方命」を祀っているということは、この神社は諏訪神社で、武神、農耕神、狩猟神として信仰されているという事になる。
健御名方命の名前の由来は、「健(建)」は猛々しい、「御」とは尊敬の意味をあらわしているようで、健御名方とは「猛々しい名方の神」という意味になる。確かに武神に相応しい由来である。そういえば信濃源氏が崇めていた「八幡神」も確か武神である。須坂の豪族達は東西で違った武神を氏神としていたことになる。
また、須坂市日滝の本郷、大谷、高橋地区は鎌倉時代より「大岩郷」と呼ばれ、諏訪上社の頭役を務めていた。したがって郷内には諏訪社が祀られていた筈である。現在、当時の諏訪社の痕跡は定かでなく、この「健御名方神社」が諏訪社跡を引き継ぐものだと考えられる。
現在の社殿は明治41年の合祀により、本郷郷原の八幡社、大谷の山ノ神、高橋の伊勢社の社殿を移建したものだという。
境内には杉とケヤキが植えられている。嘗ては赤松林だったそうですが、現在においては、赤松は数本しかありません。赤松は昔より日滝の風土に付き物の樹だといわれていた。是非この健御名方神社の周辺を嘗ての赤松林にしたいものである。
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画像 オリジナル
画像元 yjimage(まつり)
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